20年の以上通っているパスタの店
料理さながら、毎回作る度に赤字のチーズケーキも絶品である。
ここの親父、いろいろとアイデア、ヒントをがある。
「イマコマ君、いいアイデアがあるんだけど・・・」
余っている土地があるのなら、町工場の集合体を作ってみたら。
確かに自治体は10年単位のプランニングで動いていることもあり
その計画をするために、土地購入をして国に借金をしてり
自己財源で街を作ったり、工場地帯を作ったりする。
しかし突然小泉政権から、国の方針が激変し、
やむなく計画が頓挫するケースが多い。
やれーやれー、借金しろーと5%以上の金利を付けて
おきながら、小泉政権のステップを踏まない方向転換には
立場としては、あきれてものも言えない。
したがって、多くの町有地を持っているケースが少なくはない。
町工場(こうば)の集合地帯ですか・・・
確かにものづくりが素晴らしい日本の町こうば。
需要を増やさない国の無能ぶりで
その技術が消えようとしている。
マスターが言うのは、このままでは何も生まれない
何かアクションを起こさないと、需要は生まれなという事なのだろう。
「シリコンバレーのイメージですか」
「そうそう、IT産業も町工場も首都、大都会でなくてもいいことは
事例で示しているからね」
シリコンバレーか・・・いまどきの経営者は確かに都会にはこだわる事はないだろう。
特にバブル崩壊以降の経営者は、厳しい目線を持っている。
働く需要が少なく、比較的若い世代が勤めている
IT企業の社員や派遣がかなり遠くから通って、劣悪な環境で働いているとも聞く。
流通やインフラがしっかりしている日本なら、田舎でも可能だし
田舎なら、ヘッドハンティングや産業スパイなどの弊害も少なくはなるだろう。
不景気のいま、頬って置いては何も変われない。
打ち出すのはいいかもしれないな。
「イマコマ君、もうひとつ面白いことあるんだけど・・・」
次は何だろう・・・気になる。
2に続く