国際出願制度 | 知財で日本を元気にしたいと願うブログ
2012-01-17 23:21:41

国際出願制度

テーマ:特許

今日は国際出願制度を利用した国際出願の準備で大変でした・・・。


特許は、国ごとに取得する必要があります。
日本である発明について特許を取得していても、その発明についての特許が
米国で必要ならば、米国で出願して、米国で特許を取得しなければなりません。


では、どのようにして外国で特許を取得するか、といいますと、
3つのルートがあります。


1つ目は、直接その国の特許庁に特許出願を行うルート。


特許は基本的に早い者勝ちですから、できるだけ早く出願した方がいいんですね。
でも、このルートだと、日本にも出願、アメリカにも出願、中国にも出願、
というように国の数が増えると書類を翻訳するだけでも大変です。
短い期間に処理するのは難しいですね・・・。


そこで、登場したのが、パリ条約と呼ばれている知的財産権に関する
国際条約に基づく優先権制度です。このパリ条約に基づく優先権制度を
利用して各国に特許出願を行うのが2つ目のルートです。


この制度は、例えば、日本に出願した日から1年以内に優先権を主張して
アメリカに出願すれば、
日本に出願した日にアメリカに出願したのと同じような
効果が得られます。


しかし、このパリ条約に基づく優先権制度を利用しても、各国の特許制度は
別々ですし、書類の書き方なども違います。各国ごとの法制に合わせた
書類を作成し、手続きをしなければなりません。


そこで、登場したのが、特許協力条約(PCT)という国際条約です。
方式統一条約などと呼ばれたりもします。


簡単に言うと、一つの方式で、一つの国に出願しただけで、
複数の国に出願したのと同じ効果が得られるようにしよう、
というものです。


例えば、日本の特許庁を受理官庁としてPCTに基づく国際出願を
今日行ったとすると、PCTの全ての締約国に今日出願したのと
同じ効果が得られる訳です。


日本語で出願しても、外国で出願日の確保ができるというのは
メリットがありますよね。


ただ、PCTに基づく国際出願制度は、とてもいい制度だとは思うのですが、
多少、手続的に複雑なんですね(^^;


あ、ここからは愚痴なので読まなくていいですw


しかも、今はインターネット出願ができるので便利なんですが、
インターネット出願のやり方にも二種類あるんです・・・(^^;


特許庁のホームページなどに色々と説明はあるのですが、
これが分かり難いw


説明書などもありますが、どれも100ページを超えていたりしますw


はぁ・・・疲れた(^^;
でも、やっと何とかなりました。


今日は、本当に、特許事務所の女性の事務員の方の凄さを
実感いたしました・・・(^^;


質問はこちらまで。←何の質問w

 
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弁理士 今井孝弘


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