出願審査請求料が下がります~。 | 知財で日本を元気にしたいと願うブログ
2011-07-11 17:21:10

出願審査請求料が下がります~。

テーマ:ニュース

特許などに関する手数料が、一部改正されました。

今回の改正は、出願審査請求料と呼ばれる料金の改正です。

具体的には、平成23年8月1日以降に、出願審査請求の手続きを行った
場合には、出願審査請求が25%引き下げられることになりました。
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特許庁のホームページ でもご確認頂けます。

ところで、「出願審査請求」と言われても、何それ?って感じですよね(^^;

特許を取るには、まず、皆さんの発明の内容を書類に書いて、
その書類を特許庁に提出するんですね。
このように書類を提出することを「特許出願する。」といいます。

しかし、それだけでは、特許庁にいる審査官に、その書類を見てもらえません。

審査官のお仕事は、
皆さんの発明が書かれた書類を見て、その発明と似たような
発明がないかどうか等、皆さんの発明を特許として認めてもよいかどうかを
判断する仕事です。

このような判断を行うことを「出願を審査する。」とか「出願審査」といいます。
「出願」は「特許出願」のことですね。

では、審査官に皆さんの特許出願を審査してもらうにはどうすればいいか、
といいますと、

「出願審査請求書」という書類を作成して、特許庁に提出します。
これを「出願審査請求」といいます。

例えば、特許出願をした時点では、その発明がビジネス的に軌道に乗るかどうか
わからなかったけれども、どうやら上手く行きそうなので、その発明について
特許を取ることにしよう、というような感じです。

特許出願を行うタイミングと、審査官に審査をお願いするタイミングを
ずらすことができるようになっています。
もちろん、特許出願と同時に
審査を請求することもできます。

そして、
審査官による審査を請求するとき、つまり、「出願審査請求」するときに、
手数料が必要になります。それが、
「出願審査請求料」と呼ばれる手数料です。

従来、この出願審査請求料は、通常の特許出願では、大体、約20万円程度でした。
しかし、今回の改正では、その
出願審査請求料が約15万円程度まで引き下げられました。

それでも高いですよね・・・。
個人の発明家の方、中小企業にとっては、大きな出費だと思います。

出願審査請求料を半額する制度もありますが、手続きが煩雑であったり、
条件を満たさないために適用を受けられないこともあります。

資源のない日本において、皆さんの良いアイデアがどんどん特許出願され、
特許になり、日本の産業、経済が活性化していくためには、
このような障壁は取り除いてほしいものだと思います。

日本弁理士会も、
中小企業を今以上に支援していく施策を実行していく
予定ですが、手数料を大幅に引き下げる等の日本の特許政策、特許制度としての
バックアップも行ってほしいところですね。


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