久々にハリーポッターを見たら

いろいろ気づきがありました

 

 

 

全シリーズ見てるはずなんだけど

後半は暗くて好みじゃなかったので

あまり記憶になかった💦

 

 

 

でもテレビで見てみたら

「おお電球」っていうことが

たくさんあって感動爆  笑

 

 

 

ストーリーは

当たり前に面白いとして

台詞がいちいち深いんですよ

 

 

 

 

 

 

 

求めよ、さらば与えられん

 

 

 

まず一番感じたのは

 

求めよ、さらば与えられん

 

ということを

繰り返しいってたこと

 

 

まず

①ハリーが勝てる見込みのない

戦いに戻るべきか迷ったとき

 

校長先生は

 

きみ次第だ

きみが望むなら列車にも乗れる

(逃げてもいい)

 

 

といいました

 

 

 

ハリーが諦めたら

すべてが終わってしまう

 

という局面でさえも

校長先生はハリーに委ねたのがすごい

 

 

 

その後、

②戦いに戻ろうにも

勝つ術がなく不安がるハリーに

 

ホグワーツでは

助けは求める者に与えられる

 

と再び校長はいいました

 

 

 

条件だけ見たら

絶対勝てないのは

誰の目に見ても明らかなのに

 

「求めば与えられる」という

ふわっとしたアドバイスをしたのが

ホグワーツ最強の魔法使い

というのが粋じゃないですか

 

で、その言葉を信じて

ハリーは勝った

 

 

 

そしてラストシーン

 

③ハリーの子どもが

「ホグワーツで

スリザリンになったら嫌だな

(グリフィンドールがいい)」

と悩んでいたとき

 

 

グリフィンドールに行きたいなら

ちゃんと配慮してもらえる

 

とハリーはいいました

 

 

本来、

学校側が独断で決めるようなことも

自分が望めば変えてもらえる

ってこと

 

 

 

そういえば

シリーズ1のハリーも

 

スリザリンになりかけた時、

「グリフィンドール!」と強く願って

入れてもらってました

 

 

こんな風に

 

本人次第で未来は変えられる

 

って場面がけっこうあったんです

 

 

 

 

「特別」の条件

 

 

一見、ハリーって

選ばれし勇者のようだけど

 

 

いつだって

逃げたり流されたりすることも

できたんですよね

 

 

 

その時その時で

前に進む方、自分の望む方を

選んできた結果、

本当の勇者っぽくなっただけ

 

 

 

非凡に見えて

誰もが経験する人生の分かれ道で

常に自分にとって

最善の道を選んで進んできた

普通の子

 

 

 

もちろん、生まれた時に

ヴォルデモードにつけられた傷が

あって――

 

というスペシャルな要素は

あるけれど

 

 

それはハリーが偶然にも

 

ちょうど

ヴォルデモード復活の時期に

生まれて

 

魔法使いと人間の血を引き

どちらの痛みも分かる境遇で

 

真面目で優しい両親を持ち

 

本人もまた真面目で

勇気のある子だった

 

 

という

条件が重なっていたから

偶然選ばれただけで

 

ひとつひとつの条件を見れば

他にもいそうじゃないですか

 

 

 

もしこれが実話なら

歴史の教科書に載って

唯一無二の天才とかヒーローとか

後世に語り継がれるでしょ?

 

 

歴史上の人物も

生きているときは

けっこう普通の人なのかもね

 

 

とか思いました

 

 

すべては”思っている”通り

 

 

 

 

全然関係ないところで

聞いた話なんですけど

 

 

「特別だ」という運命を

背負わされている人は

 

 

生まれる前から特別ではなく

 

周囲がそういう目で見るから

本人も本気でそうだと思い込み

本当に「特別な人間」になるんだとか

 

 

 

だから、わたしでも

生まれた時から特別扱いされて

自分自身を特別だと信じ込めば

特別になれちゃう?

 

 

 

これ、HAPPYちゃんが言ってた

 

人間は自分が”思っている”通りの人間になる

 

っていってたことと

合致してるんですよね

 

 

 

生まれた時から特別な人なんて

ある意味ではどこにもおらず、

ある意味では全人類が特別

 

 

 

思い込んだ者勝ち

って本当にそうなんだろうな

って思いました

 

 

少し関連記事↓

令和の身体論はここにあり

 

 

魔法より愛

 

 

 

最後の決戦で

勝つ条件を備えていたはずの

ヴォルデモードも負けました

 

 

ハリーの勝因は”愛”

 

 

対するヴォルデモードは

全て自分のためだった

 

 

魔法の力は

ヴォルデモードが上だけど

ハリーを包む愛がそれを打ち負かした

 

 

 

まあ、

必ず最後に愛が勝つ音譜

のは物語の定番ですが

 

 

 

現代の魔法とは

 

テクノロジーとか

社会的地位とかお金

 

 

 

「これさえ持ってれば強い」

と思われるものも

愛にはかなわない

 

 

自己愛を超えて

人のために使うエネルギーは

全てを超えていくってこと

 

 

 

 

 

言葉とは魔法である

 

 

ラスト。

 

 

最初の方に書いた、

ハリーと校長の会話のシーンで

 

次にいった校長のセリフが

おもしろかった

 

 

 

わたしは言葉を操るのが得意だ

 

言葉とは尽きることのない

魔法の源だ

 

傷つける力も

癒す力も持っている

 

 

こういった後に

 

さっき

助けは求める者に与えられる」

といった言葉を修正しよう

 

「助けはふさわしい者に与えらえる」

 

とハリーに伝えて去りました

 

 

 

これを受けたハリーが

 

「ふさわしい者になるんだ」

と決意すれば祝福になり

 

「そんな資格はない」

と思えば呪いになる

 

 

与える側も受け取る側も

好きなように

魔法をかけることができるのが”言葉”

 

 

 

さっき

「現代の魔法とは

テクノロジーとか

社会的地位とかお金」

 

と書いたばかりですが、

”言葉”はさらに上級魔法

かなと思います

 

 

 

aloness開始時の配信で

HAPPYちゃんが

「ここでは言葉の定義づけをする」

って言ってて

最初は不思議だったんです

 

 

 

「なに言葉の定義づけって?」

って 笑

 

 

言葉の定義づけが一番大事

っていうのが理解できませんでした

 

 

 

※定義の話については

過去記事でもいくつか触れてます

 

 

 

でも今なら分かる

 

言葉って定義次第で

いかようにもなるものだし

1人1人まったく違う

 

人生を180度変えるほどの

力を持っているのに

無防備で無頓着に接してる

 

 

 

わたしたちは毎日

魔法を唱えて

魔法をかけられている

 

他人からも自分からも

 

 

 

ゴハン食べるよりも

やってること

 

 

 

無意識でいたら

もったいないし怖い

 

 

 

魔法使いの自覚

持った方がいいですよねデレデレ

 

 

 

以上!

ハリーポッターの

別視点解釈でした

 

 

 

 

魔法はそこら中に

 

 

 

 

映画とか創作物って

侮れません

 

子ども向けに見せて

色んな意味を込めてるし

 

 

 

特に、多くの人の心を

震わせたり魅了する作品って

絶対に真実が含まれてます

 

 

本作はファンタジーだけど

真理はファンタジーも現実も

関係がないし

 

たぶん、ほかにも大事なことが

たくさん盛り込まれてるはず

 

 

 

また1作目から見直してみようかな