なぜ人気者になりたいの?
愛されたいから
安堵感の中にいたいから
なぜお金がほしいの?
自由を得たいから
充足感がほしいから
じゃあ
なぜ勝負に勝ちたいの?
??
知り合いの
テニス愛好家から聞いた話です
最近、ダブルスから
シングルスに舵を切った彼女は
試合でたまに遭遇する
卑怯者にウンザリしてました
多くの試合では審判がおらず
プレイヤー自ら
ポイント判定するんですが
ギリギリのコースに入った時
絶対に入ってるのに
「アウト」ってウソをついて
ポイントを取らせない人が
いるんですって
証拠がないから
抗議してもほぼムダ
ウソつく人は慣れてるので
平気でごり押す
やられた方はイライラして
その後のプレーに影響することもある
ズルが通用しないくらい
強くなってやる!
って悔しさをバネに
頑張る人もいるらしいですが
なんでそんなことを
気にしなきゃいけないのよ![]()
が一番の本音ですよね
ウソつき野郎は
何考えてるんでしょう?
そこまでして何を得たいの?
テニスが楽しくて
始めたんじゃないの?
自分の実力で勝てるから
うれしいんじゃないの?
卑怯者の行動の理由は
いろいろ考えられるけど
思い当たるフシはあります
スポーツの世界で
”あるある”なんですけど
その競技が上手な人ほどエライ
っていう空気ができやすい
わたし自身、経験があります
上手い人はいつも褒められ
下手な人はいつもそれを
横で見てる
チームプレーだったら
下手だからって
怒られることもある
これは
学生時代の部活の話
「やってみたい!」
っていうワクワクで
始めたはずなのに
いつの間にか
自己肯定感を下げるために
やってるんじゃないか
っていうくらい
しんどくなってました
辞めた方がいい状況でも
ずっとそこにいると
感覚がマヒしちゃって
抜け出せなくなるんですよね
なまじ素人とか子どもの方が
チームメートもキツイこと
いうんですよ![]()
いろいろ思い出すわ…
ツラ。笑
話を元に戻すと
わたしの居場所はここしかない
ってなっちゃうと
人からどう思われようと
勝利だけに執着しちゃう
ってことは十分あり得ます
テニスの卑怯者は
”好きだから始めた”という
最初の目的なんて とうの昔に
忘れちゃってるんでしょう
みんなにバカにされたくない
優越感に浸りたい
居場所を守りたい
とかが原動力かな?
でも
どれを満たしても
苦しいですよね
マイナスを避けてゼロに
できたところで
維持できなきゃ
いつでもマイナスに戻る
卑怯な行動も
仲間内に隠してるつもりでも
大概バレてるもの
かつての自分に
いまのわたしならこう尋ねます↓
なんでそれをやってるの?
何を感じたい?
喜びを感じたい
チームメイトと分かち合いたい
達成感を味わいたい
今のままで、それができる?
できない
じゃあ辞めちゃえば?
逃げるみたいで嫌
友達が減っちゃう
自分の心より
人からどう見られてるかが
大事なの?
違う
自分がツライから辞めたら
切れちゃう友情は
ほんとの友情?
違う
ってな具合に。
本当に辛いなら
逃げても大丈夫
友達が減っても
別の場所に新しい出会いがある
わたしが
気持ちよく過ごせる世界は
必ず存在している
ってことを信頼できれば
まっすぐな心に従えるはず
HAPPYちゃんじゃないけど
こんなことを言ってくれる大人が
当時いてくれたら
もっと明るい学生生活
送れたのにな。笑
かわりに
大人になって強くなったわたしが
過去のわたしにエールを送ります
今のあんたはナヨナヨだけど
大丈夫、実は強いから
全部乗り切る力あるんだから
いま、自分の近くに
こういう子がいたら
教えてあげたい
わたしのような
思いをさせないために。
この話、趣味にかぎらず
人生全般にいえること
いまいる世界がすべてじゃない
職場も、家族すらも。
こっちの方が
趣味の世界の100倍以上、
手放すのは恐怖ですけど
世界を
本気で信頼したいなら
本音を選択し続ける
しかない
子どもだった自分が
尊敬できる大人になりたいですね
