HAPPYちゃんの配信を聞いてたら、過去のことを思い出しました
わたしが過去にある会社を辞めた理由は「ここに居座ったら、ブスなお局になっちゃう…」っていう危機を感じたからでした 笑
安定とか人間関係とか全部捨てたので恐怖もあったんですが、今振り返っても「これで良かった」って思います
その時のことについて書いてみます
ブスっていうか般若
その会社はアットホームな雰囲気で最初は良かったんですけど、表面的な穏やかさの下には、けっこう支配的な空気が蔓延してたんですね
物腰は柔らかいけど、その根底には「黙って言われたことだけやればいいんだよ」っていう考えがあるのを感じました
そんな場所でもずっと耐えていたのは、目の前の仕事にはやりがいを感じていたから
「頑張っていれば、ちゃんと自分の身になるはず」って信じてました
でも、つねに社内の雰囲気はなんとなく悪い。良かれと思って出したアイデアも全部つぶされ、「ああ、ここにいたければ、黙って言うことを聞くしかないんだな」ってようやく理解しました
すると、表情や身体がどんどんこわばっていく自分に気づいて
支配的な上司が、事務の女とキャッキャ雑談しているのにムカついて
何も悪くない事務の人に「あんたは事務だからそんな気楽でいられるんだよ。何の責任もないヤツはいい気なもんだよね」ってムカついて
やっと「このままじゃマズイ」ってなりました💦笑
「ツライこともあるけど、楽しいこともある」「上司のことは到底理解できないしムカつくことも多いけど、いいところもある」って自分に言い聞かせていたけど、そういい聞かせなきゃいけない時点で無理だったんですよ
わたしはまだお局ではなかったけど、このままいけば確実にお局コースでした
安定を選んで不満をため込んだまま居座ると、自分の理想や望みを押さえつけすぎて、いずれ忘れてしまう。すると、周りが気になって仕方なくなる
「わたしはこんなにツライ思いをしているのに!」って、無実の人たちへ攻撃的な視線が向くようになる。そんなエネルギーをキャッチした人たちに「あの人に目を付けられると面倒だよ」と気を遣われるようになる……
考えただけでゾっとする
このイラストは美人だけど
顔の問題じゃないよね
最初の頃は「少しくらい我慢しよう」っていうのもできたんです
それが「あれ?なんかおかしいぞ。でも、こういうものなのかな…」って思うようになって
「いや絶対おかしいだろ!」って逆転するまでに約2年
狭い社会で生きていると茹でガエルみたいにジワジワくるけど、違和感はちゃんとキャッチしてるもんですよね。それを無視し続けちゃダメ
最終的に、我慢強いわたしが(笑)爆発したのは、社内でちょっとした事件があったとき。「あ、もう無理」ってなって秒で決断して、異例のスピード退職でした
たぶん、神様が「いい加減辞めろよ!」って与えてくれたハプニングだと思ってます
仲が良かった同僚に「辞めないで」って引き止められたときに、「ここにいたらブスになるから!」っていったこと、よーく覚えてます(彼女は笑ってくれました)。晴れ晴れとした退職でした
これは、仕事じゃなくてもそうですね
わたしは人間関係でも、基本、ブスになる前に退散してます
「話しても全然おもしろくないし価値観も合わないけど、関係性崩れると寂しいし」って気づいたときに、長年の友達とも距離を置いたし
「こんな人だと思ってなかったけど、いいところもあるし」「大好きな時期もあったし」「一人になると寂しいし」って我慢してたモラハラ彼氏とも、ある日突然「あ、別れよ」って思ってすぐ行動に移したし
ズルズル引きずっていた仕事や人間関係を「あ、止めよ」って決意したとたん、それまで全く進まなかったことが、「こんなに簡単だったの?」って拍子抜けするくらいスムーズにいくんですよね
おかげで今は中途半端な人間関係はゼロ。交友関係はめちゃくちゃ狭いけど、好きな人とだけ付き合ってます
今日聞いた配信の中でHAPPYちゃんは「美しくいるためには、欲を持つことが大事」って言っていて、それはその通りなのだけど、過去のわたしみたいにマイナスから入った人は、まずブスにならない選択をするのが先かも、ですね