Sat 190713 新B組収録完了/最高の出来栄えに感涙/充実した定食を貪りたまえ 3856回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 190713 新B組収録完了/最高の出来栄えに感涙/充実した定食を貪りたまえ 3856回

 書いている時点で7月13日。いま羽田空港のラウンジにいる。今日から「3連休」と言ふことになっていて、羽田空港は大混雑。「夏休み前倒し」が多発して、夏の家族旅行もこんなに前倒しになっちゃったらしい。

 

 東京は冷夏であって、その涼しさはなかなか強烈だ。10日も続けて最高気温が25℃を下回る。明け方は18℃とか17℃とか、いやはやこれはもう「寒い」のレベル。綿の毛布1枚では、寒さに強い今井君でも寝られないぐらいである。

 

 ワタクシはホンマに寒さに強いサトイモであって、0℃近くまで冷え込む真冬の最中でも、夏掛けフトン1枚で平気で熟睡する。「それって熟睡じゃなくて凍死寸前なんじゃないの?」であって、ウィスキーをボトル1本カラッポにした直後、真冬の夏掛け1枚の睡眠には、なるほど凍死の危険を感じるのである。

(ステーキ太郎。福岡空港「FUGETSU」でフィレステーキ3皿平らげる。なおニンジンはすべて残した。1)

 

 そういうワタクシが「毛布1枚では寒くて寝られない」などとホザクのだから、この冷夏は尋常ではない。セミも鳴かない。スイカもまだ食べていない。冷たいお蕎麦より熱い力うどんがほしい。かき氷どころか、思わずお雑煮やおしるこを注文しそうになる。冷酒より熱燗は当然だ。

 

 最近は、オジサマどうしの会話に「1993年を思い出しますね」というセリフが増えた。冷夏でコメが超不作になり、タイから細長いコメを輸入した。日本のコメとタイのコメを混ぜて炊くと、マコトに珍妙な食べ物になった。四半世紀も前の出来事である。

(ステーキ次郎。福岡空港「FUGETSU」でフィレステーキ3皿平らげる。なおニンジンはすべて残した。2)

 

 さて諸君、昨日7月12日、今井君は吉祥寺のスタジオに11時に入り、15時までギュッと授業収録に集中した。リニューアル版「B組」の第19講と第20講、つまりB組 → 最終回の収録である。

 

 思えば、長い長い収録であった。新E組の収録を始めたのが3月25日。早春シリーズの全国行脚がパーフェクトに終了した翌週の月曜日、まさに「満を持して」、パンパンに気力を充実させてスタジオ入りした。

 

 凄まじいペースだったのである。収録は月曜日から金曜日まで週5日、1日2コマずつ進行。最初の2週間で入門編の新E組が終了、次の2週間で「D組・基礎力強化教室」も終了した。

 

 連休前にE組とC組の特別招待講習5コマ分も収録し終えて、5月中旬から「C組・基礎力完成教室」「B組・実力アップ教室」の収録に取り組んだ。リニューアル版には「夏期講習」も「冬期直前講習」も一切ない。全て本編20回で完結する。

 

 スタッフの皆様の強力なバックアップに、心から感謝するのである。1日の収録にかかる時間は90分 × 2。合計3時間にもわたって、2名から3名のスタッフがビッチリ密着してサポートしてくれた。

(ステーキ三郎。福岡空港「FUGETSU」でフィレステーキ3皿平らげる。なおニンジンはすべて残した。3)

 

 というわけで、入門編の「E組」から昨日収録を終えた準完成編の「B組」まで、我ながらホレボレするほどの出来栄えなのである。諸君、新B組 → 凄まじいほどの出来栄えであるよ。

 

 新B組に使用した教材は、熊本大・北海道大・名古屋大・神戸大・九州大・大阪大などの本格的長文読解問題。これを素材にリスニングからディクテーションまで、4技能を充実させるあらゆる工夫を凝らしている。

 

 こんな難関大学の問題ばっかりだと、「難しすぎる」と勘違いするヒトも少なくないだろうが、設問がメンドーすぎて英語に集中できない私立大学の問題と違って、これら難関国立大の問題なら、設問に煩わされることなくホンモノの英語力の充実に集中できるのである。

 

 早慶とか明法中とか関関同立の問題よりも、難関国公立の読解問題の方が実力がつきやすい。基礎基本徹底にこだわれば、成績上位者以外のごく普通の生徒でも、スムーズに無理せず着実に英語力がつく。むしろワタクシは成績中位のごく普通の生徒のために、こういう難関大の問題を選択したのである。

   (ついでだから、オニオングラタンスープもペロリ)

 

 世の中はみんなチャラチャラ、英語の授業もチャラチャラ、共通テスト関係も「民間テスト」からTOEICが脱退したり、最右翼の大学の多くが「業者テストなんか使いません」と宣言したり、数学でもとうとう「記述式の出題は見合わせます」ときた。

 

 国語の記述式もたった150字、それじゃただのツイッターじゃないか。しかも「採点は大学生のバイトです」。何だか入試改革、ずいぶん大騒ぎだった割に、今やもう完全にメチャメチャだ。ホンの2年前まで、この国には「民進党」と言ふものが存在し、崩壊して瓦解してテンデン&バラバラになったが、何だかそのテイタラクとそっくりである。

 

「消費税10%を今からでもやめさせましょう」と今も野党の面々は声を張り上げ、目玉をまん丸ギョロ目にして「アベ政治」を槍玉にあげる。一国の総理大臣を「アベ」とカタカナで呼び捨てにする感覚も「幼稚すぎないか?」「教育上悪くないか?」と心配だが、むしろ今こそやめさせるべきは、この制度設計のメチャメチャな新入試なんじゃないか。

(フィレステーキ3枚の後のシメは、ななんと、さらにステーキカレー)

 

 そういうことを連日連夜思い悩みつつ、収録は着実に進んできた。ワタクシに出来ることといえば、「どんなに制度が変わっても、基礎基本の力だけは絶対にヒトを裏切らない」と訴え続けること、講座内容を可能なかぎり充実させて、受講生諸君に質実剛健な学力を身につけていただくこと、それだけなのである。

 

 いやはやホントに新B組、素晴らしい講座になった。終盤の5回、第16講・17講・18講・19講なんかは、収録が終わるたびに涙が込み上げてきそうだった。というか、スタッフの皆さんと感動を語り合いながら、手を取り合って感激の涙にくれそうになった。

 

 昨日の最終20講が完了したのは14時半。いつもより早い時間帯だったが、ウソでも何でもなく「感激」「感動」「感涙」の世界になった。まあ今井君はオトナだから、感激も感涙もホドホドに押しとどめるスベを心得ていて、何とかうまく爆笑に切り替えた。

(6月29日、佐賀県唐津の大盛況。詳細は次回の記事で 1)

 

 しかも諸君、その直後に神奈川県の新百合ヶ丘で公開授業があった。吉祥寺からいったん渋谷区のオウチに帰り、2時間ほど休憩してから新百合ヶ丘に向かった。

 

 そのスーパー大盛況の詳細は、近日中に写真ともに掲載することにするが、何と出席者380名の超満員。首都圏での校舎単位での開催で、400名に迫る受講生数はマコトに珍しい。「初めて来てみました」という完全外部生も100名を超えた。

 

 まるで諸君、新B組収録の完了を祝福してくれているみたいじゃないか。「どこまでも硬派に、もちろん大爆笑は常に忘れず、難関大の問題を材料にしても基礎基本徹底を貫く新B組にしたい」。当初からの思いは実現できたと信じている。

 

 リリースされるのは10月。E組とC組のお試しバージョン(特別招待講習)はそれに先立って9月リリースだが、本編は全講座10月のリリースになる予定だ。諸君、ご近所&ご友人お誘い合わせのうえ、こぞって&張り切って受講してくれたまえ。

 

 講座のコンセプトは、「今井B定食」。入門編の今井E定食から始まって、基礎強化のD定食、基礎完成のC定食と進み、ついに豪華B定食が出来上がった。

 

 まだこれから頂点の超豪華A定食を収録しなければならないが、若い諸君、腹が減ったら充実した定食を豪快に貪るのがいい。手軽なサプリメントなんかでゴマかそうとしたって、本格的な力がつかないのは明らかだ。

(6月29日、佐賀県唐津の大盛況。詳細は次回の記事で 2)

 

 というわけで諸君、6月29日の今井君は、朝のヒコーキで羽田から福岡に向かった。夕暮れから佐賀県唐津で公開授業の予定になっていた。

 

 しかしこうしてビュンビュン激しく仕事を続けていれば、やっぱり腹が減る。福岡空港の3階にすっかり馴染みのステーキ屋があって、屋号は「FUGETSU」、何の変哲もないごく普通の店であるが、ここのフィレステーキは今井君の大好物だ。

 

 テレビのグルメ番組の皆さんなら、おそらく見向きもしないのである。「アブラがあまーい」ということもないし、「やわらかーい♡」「噛まないうちにとけちゃったぁ♡」などというダラシないアブラ肉も出さない。

 

 むしろ、「歯ごたえあるな」「しっかり噛まなきゃ飲み込めないな」「余計なアブラは省略してあるな」という質実剛健な肉であって、今井の大好きな基礎基本徹底のフィレ肉なのだ。

  (佐賀県唐津で質実剛健な誕生日の花束をもらった)

 

 6月29日午後1時、この店に闖入したサトイモ男爵は、お気に入りのフィレステーキをまず1皿、3分でペロリと平らげた。続いて「もう1皿追加でお願いします」と叫んで、またまた5分でペロリと平らげた。

 

 こりゃ致し方ない。平身低頭のていで「もう1皿♡」と優しいオバサマ従業員に告げ、これもまた7分で胃袋に消えた。今井のアゴの骨と筋肉は、中年から壮年に至った今もなお恐るべき強靭さを残していて、その強靭さはティラノザウルスに劣るとも勝らない。

(6月29日、佐賀県唐津の懇親会。さらに肉が満載だった。詳細は次回の記事で)

 

 オニーサマ従業員もオネーサマ従業員も、「呆れてものが言えません」という表情で遠巻きにするばかりだったが、いったん勢いに乗った今井君の大攻勢に逆らえるフィレ肉なんか存在しないのである。「まだ1皿、驚異の4皿目も行くかな?」と、恥ずかしげもなくオバサマ従業員に片手をあげた。

 

 諸君、うれしいじゃないか、さすが余裕のオバサマだ。「おや4皿目ですか?」という笑顔で、サトイモ君に接近していらっしゃったのである。その笑顔の優しさが、今井の暴挙を抑制した。今井の人差し指は遠慮がちに、メニューの「ステーキカレー」を指差したのである。

 

「辛口ですが、よろしいですか?」とオバサマ。もちろん諸君、今井はカシミールカレーが何より好きな辛口派だ。「ナンボ辛くても大丈夫です♡」と答えて、すぐに運ばれてきた辛口ステーキカレーは、約3分でサトイモの胃袋に消えた。

(6月30日、唐津からの帰りのヒコーキで。この日はもう仕事がなかったから、スパークリングワインもお願いした)

 

 こうしてワタクシは、福岡から唐津に向かうことになった。カレーのステーキも合わせれば、我が胃袋に飲み込まれた牛の肉は600グラムを超える。

 

 この肉をパワーに変えて、必ず最高の公開授業を行い、最大の成果を出してみせる。7月2日と3日にはまだ新B組の収録も予定されていたから、意地でも強烈なパワーが必要だった。

 

 諸君どうだい、この凄まじい勢いは? サプリメントなんかでゴマカシているんじゃ、こんな勢いは決して生まれない。ワタクシはあくまで率先垂範、若い諸君が今井を見習って、充実した定食をワッシワッシ咀嚼&嚥下してくれることを切に願っている。

 

1E(Cd) CasalsBACH/6SUITEN FÜR VIOLONCELLO 2/2

2E(Cd) PrestonBACHORGELWERKE 1/6

3E(Cd) PrestonBACHORGELWERKE 2/6

6D(DMv) DETROIT

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