Mon 171106 明後日から師走/札幌で寿司&ワイシャツ/札幌ダブルヘッダー550名の大盛況 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 171106 明後日から師走/札幌で寿司&ワイシャツ/札幌ダブルヘッダー550名の大盛況

 あっちへウロウロ&こっちへウロウロ、西から東、北から南、首都圏外縁もウーロウロ、そんな日々を懸命に過ごすうちに、おやおや11月も明日でおしまい、明後日からはもう師走である。

 いちおう今井君も「師」のハシクレである。自分ではその認識はあんまりないが、日本中どこへ行っても「先生」と呼ばれる。主観としては決して「師」なんかではないが、客観的にはマコトにありがたいことに「師」の一要素を構成している。

 今はどうか分からないけれども、20世紀「どうすんだい?」という名の予備校では、全ての先生に「師」の敬称をつけた。だから今井君も「今井師」、伊藤師、奥井師、鈴木師。坂間師、秋山師、長岡師。古くさくも懐かしい世界であった。

 だから諸君、明後日から今井師は、懸命に走らなければならない。ダッシュでもいいし、トコトコ走りでもいいし、お首をふりふりリズムをつけてでもいい。師走に走らない師なんか、きっと師の名に値しない。白い息を吐きながら、青森・長崎・熊本、そして首都圏を12月下旬まで走り回る。

 だから諸君、11月最後の木枯らしに吹かれつつ、ワタクシは熱く燃えている。ヌルいより、熱い方がいいじゃないか。不満や言い訳を並べているより、フガフガ熱い蒸気を噴き出している機関車のほうがカッケーじゃないか。

 ヌルく冷めた鍋より、熱い湯気を上げている鍋のほうが旨そうじゃないか。諸君、ワタクシとともに、熱く真っ赤に燃え上がろう。真ん中へんでノホホンとしてるより、トップに駆け上がる方がずっと楽しい。平均点のあたりで立ち止まるより、最高点をたたき出そうじゃないか。
札幌1
(札幌ダブルヘッダー、午前第1部、約300名の大盛況 1)

 11月25日午後、ワタクシは北海道の新千歳空港に降り立った。仕事は翌日26日であるが、何しろ公開授業は午前10時からのダブルヘッダー。前日のうちに北海道入りしておかないと、朝10時に札幌に存在することは不可能である。

 ましてや諸君、さらにその前夜24日には「管制塔の不具合」が発生、ヒコーキで北海道に入ることも、北海道から出ることも出来なくなった。夜の空港は大混乱、いったん出発したヒコーキも、元の場所に引き返すしかなくなった。

 もしヒコーキの混乱が続いた場合、ワタクシは鉄道移動を余儀なくされる。新幹線で一気に北へ、「新函館北斗」という長い名前の駅まで4時間の移動に耐え、さらにそこから札幌まで延々3時間半、乗り継ぎ時間を含めれば、8時間の長旅を覚悟しなければならなかった。

 そのへんの事情を考慮して、25日の今井がオウチを出たのは、午前10時である。情報では一応ヒコーキは復旧しているとのことだったが、「機材のやりくりがつかず、欠航便も出ています」という状況。もしもの事態に備えて、早め早めの移動を心がける。おお、マコトに用心深いサトイモである。
札幌2
(札幌ダブルヘッダー、午前第1部、約300名の大盛況 2)

 14時のヒコーキに乗って、新千歳には16時の到着。空港でどうしようもなくお腹が空いて、「ガマン」ということができないワタクシは、ついつい空港のお寿司屋に駆け込んでしまった。

 今日は仕事がない日だから、もちろんお酒も自由。生ビールに、熱燗4合。豪華お寿司セットまで注文して1時間、冬の北海道はもうすっかり日が暮れてしまった。

 諸君、この段階でもうさすがに満腹だ。普段の札幌なら、
「ジンギスカン!!」
「ヒツジ1匹、まるまる貪るぞ!!」
「行くぞ、食い放題!!」
「行くぞ、ビール飲み放題!!」
というビックリマーク・オンパレードの時間帯であるが、今や胃袋のスペースには海の幸がどっかと腰を下ろしてしまっている。

 しかし諸君、とりあえず「しまった!!」と一声叫んだら、もうそれ以上の後悔や反省はしないのが、ワタクシの流儀。「JRタワーホテル日航」という長たらしい名前のホテル33階にチェックインしたら、後は札幌駅お隣の大丸デパートにお買い物に出かけることにした。

 ワイシャツが2枚、緊急に必要になったのである。何しろこれだけ出張が続けば、ワイシャツ君たちの傷みも早く、その寿命は突然明らかになる。東京から持参した2枚が2枚とも、翌日の仕事にふさわしくない状況であることが判明したのである。

 突然の断捨離を決意するに至った事情、断捨離対象の2枚にどんな思い出が詰まっていたかについては、明後日の記事にその詳細を述べようと思う。何しろ「臨時」「緊急」だったから、とりあえず大丸の平場でOK。2枚の予定が、掘り出し物の1枚を加えて合計3枚購入。これで諸君、準備万端すべて整った。
札幌3
(札幌で熱く語るホット♨︎サトイモ)

 こうして、翌25日が訪れた。天気予報はズバリ的中して、札幌は朝から雪が激しく降り出した。乾いた雪ならいいが、マコトに残念なことに、暖かく湿った雪である、

 北海道には珍しい雨混じりの湿雪では、さすが北海道の人たちでも外出を控えたくなるだろう。せっかく「午前300名、午後250名の参加を見込んでいます」「記録的な参加者数です」とスタッフ全員の鼻息も荒くなっていたのに、湿雪に水を差されかねない。

 会場は、駅前の高層オフィスビル「アスティ45」。昨年までは旧・代々木ゼミナール札幌校の大教室を使用していたが、今年の参加者数では、大教室でも全員を収容しきれなくなった。

 10時半、ダブルヘッダー第1試合が始まった。参加者300名、何だ、心配することもなかった。日曜の朝早くから、湿った雪をものともせずに、予定通りの人々が会場に詰めかけてくれた。
札幌4
(午後の部も約250名の大盛況。合計550名が出席した 1)

 こうなれば諸君、今井君は熱く熱く蒸気を吐き出しながら、昭和の蒸気機関車よろしく札幌を驀進する。そのために11月上旬、わざわざ山口県まで足を伸ばして、蒸気機関車の勇姿を眺めてきたんじゃないか。

 C57の優雅な迫力にも、D51の豪快なパワーにも、いったん燃え上がったワタクシは、決してヒケをとらないつもりでいる。「300人全員がほぼ完全に初対面」という状況であっても、会場を大爆笑に包み込んでしまうまで、1分もかからない。

 この日の司会を務めた青年が、こりゃ困った、たいへんなイケメンである。ステージに2人並んだ超イケメンとスーパーサトイモ、このアンバランスというか、アシンメトリーというか、一言で言えばシュールな視覚効果を、今井君は極めて巧みに利用。わずか30秒で最高潮を実現してしまった。

 90分語り尽くして、控え室に戻ったのがお昼過ぎ。ここで2時間の休憩があって、午後2時からダブルヘッダーの後半 ☞ 午後の部の90分が始まる。

 諸君、今井君は偉いなー。この憩いの2時間も、遊んで暮らすことはない。ちゃんと我がMac君に向かい、新規収録講座のテキストを最終的に見直していく。

 何しろ4技能を全部キチンと揃えた講座だ。Readingばかり詰め込んだ昔ながらのテキストでいいはずはない。WritingもSpeakingもListeningも、Dictationまで含めて準備万端、まさに「満を持して」というウルトラな充実感を、もっともっと強烈&濃厚に充実させながら、収録の開始を待ち受けている。
札幌5
(午後の部も約250名の大盛況。合計550名が出席した 2)

 14時過ぎ、午後の部がスタート。ダブルヘッダーだから、午前の部とは全く別のヒトビトが相手である。午前300人 + 午後250人。合計の出席者数は550人に達した。

 さすが今井君であって、湿雪の荒天の中、こんなにたくさんの人に集まってもらえれば、話はますます熱くなる。バーナーの火でも近づけたら、ボワっと高く炎を上げて真っ赤に燃え上がりそうなありさま。午後も午前に勝るとも劣らぬ大爆笑の連続になった。

 花束をもらって控え室に帰れば、もうシャツもワイシャツも全身びっしょり、とても真冬の札幌とは思えない汗まみれである。「サウナにでも行って来ましたか?」の惨状であるが、それもそのはず、もしサウナなら、午前90分 + 午後90分、1日に90分ずつ2回、180分もあの熱い蒸気に耐えたことになる。

 ならば諸君、夕暮れのワタクシが求めるものが何か、そりゃあまりにも明らかだ。午後5時から、まさにその「求めるもの」をたっぷり胃袋に送りこめる会合が始まるのであるが、その詳細は、また明日の記事で。

1E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.6
2E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.7
3E(Cd) Jandó:MOZART/COMPLETE PIANO CONCERTOS vol.8
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