2017年01月18日(水)

Mon 161226 松和荘のハム名人/ハム男の記憶/ボンダイビーチ(シドニー夏のクリスマス9)

テーマ:ブログ
 ホットなハム300グラムで「とってもハム次郎」に変身したついでに書いておくが(スミマセン、完全に昨日の続きです)。今井君の学部生時代はまあ貧乏だったから、安いハムにまつわる思い出はたいへん多い。

 千葉県松戸市のアパート「松和荘」での貧乏生活については、「ブログテーマ一覧」から「今井君の松和荘時代」を読んでくれたまえ。センター試験が終了して3日、そろそろ最終受験校が決まった受験生諸君にとっても、下宿での貧乏生活の話は大いにワクワクするはずだ。

 今井君の学部時代を支えたのが、まさに「ハム」なのである。驚くなかれ諸君、あのころの今井君は毎朝欠かさずにハムエッグを焼いて食っていた。1個16円の玉子2個に、10切れワンパックで売っているハム2枚。電熱器で熱したフライパンで焼いて、健康な毎日を送った。

「乳製品も大事です」とテレビや新聞がうるさかったから、牛乳を毎朝2dl飲むことに決めて、そのせいで牛乳がキライになった。ヨーグルトは500mlの大っきなパックで買ってきては、必ず途中で腐らせた。仕方がないからチーズに変更して、チーズをかじりながら安酒に酔う夜が多くなった。

「野菜も食べなきゃ」。周囲のヒトビトがうるさく言うから、北松戸駅前のスーパー「マルエツ」で買い込んだ野菜を生のまま貪った。トマト1個とキュウリ1本を朝の日課とした。あんまり味気ないので、キュウリをハムで巻き、トマトをハムにのっけてワシワシかじり続けた。

 そんなクダランことをやっていたおかげで、
① キュウリが大キライになり
② トマトはウルトラ大キライになり
③ ハムの食べ方ばかり工夫するようになった。
断崖
(シドニー、ワトソンズ・ベイ付近の絶景 1)

 だから諸君、今井君は20歳になるかならぬかのころから、すでにとってもハム次郎であり、たっぷりハム五郎なのである。オカネのある時はハムをカタマリのまま買ってきて、松和荘の2階で「ハムステーキ」を試みた。

 学部時代の今井君は、ハムステーキ名人であった。円筒形の安いハムを厚さ5cmぐらいに切る。それをそのままフライパンで焼いちゃうと、中まで熱が通らないうちに表面ばかりが黒こげになってしまう。

 そこで、まずトースターでハム全体を温めるのである。21世紀の諸君は、当然ここで電子レンジを使用すればいい。2分ほどギュッと温めて、ハムのカタマリの真ん中までホカホカに熱くしてから、初めてフライパンにのっける。胡椒タップリ、ついでに七味唐辛子もタップリ。マコトにホットなハムステーキの出来上がりだ。

 これをオカズに、6枚切りの食パンを3枚平らげる。こりゃいいや。こんな贅沢な晩飯がどこにあると言うんだ。20歳を過ぎてからは、食パンの代わりに焼酎のオンザロックを満喫。これじゃ勉強に身が入らないのも当たり前だ。

 その点、大学の近くの食堂で出るハムステーキには、あまり満足したことがない。「大隈通り」の食堂街で、ワタクシが常連だったのは「稲穂」と「ボンマルシェ」と「マリモ」の3軒。ハムステーキはどの店でもあったが、ハムの厚さは2cm程度、薄—いハムにスパイスもなしである。

 おお、そんならオレ自身でハムをジュージュー焼いて自炊した方がいい。今井君の足はますます大学から遠ざかった。ついでに友人たちもどんどん千葉県松戸のアパートを訪れるようになって、ハムを食っては焼酎、チーズをかじっては日本酒、とても勉強どころではなくなった。
岩礁
(シドニー、ワトソンズ・ベイ付近の絶景 2)

 ただし、「じゃあ当時の今井君がハムを大好物としていたか」という問題になると、答えは少し不透明になる。「ハム」という響きが、あまり好きではなかったのだ。

 理由は至極単純であって、高校時代の級友に「児玉ハム男」というヤツがいたのだ。もちろん日本人の名前で「ハム男」は考えられない。本名は「公男」であり、正しくは「きみお」と発音するのだが、「公」の字を縦に分解して「ハム」と発音するのもまた日本の長い伝統である。「きみお」は無惨にも「ハム男」に変貌した。

 ついでに、「児玉」の方も、仲間には「ジダマ」と呼ばれやすい。特に秋田県には同じコダマでも「児玉」と「小玉」がいて、発音上区別をするために、児玉は「ジダマ」、小玉は「ショーダマ」と呼ぶのが常だった。

 こうして、級友「児玉公男」は、クラスの中では「ジダマハムオ」と呼ばれ続け、当のジダマハムオ自身まんざらでもない様子でそれを受け入れ、高校3年間を自らジダマハムオと称して過ごしたのである。

 以上の経緯から、今井君は今だに「ハム」と聞いただけで「ハム男」を思い出す。顔も声も性格も、体育の時間にブルーのジャージを着込んだ姿さえ、脳裏にまざまざと蘇る。そんな状況でハムを貪ってみたまえ。おかしくてとてもハムなんか咀嚼できるわけがないのだ。
ボンダイビーチ
(ボンダイ・ビーチ。夏のクリスマス、このビーチで1日のんびり過ごすのが、シドニー人の流儀である)

 12月下旬、「シドニーで夏のクリスマス」とオシャレなことを考えたのはよかったが、連日ニワトリの丸焼きやら「とってもハム次郎」やらをワシワシやりつづけたせいで、どうもあんまりオシャレとは言えなくなってきた。

 そこで諸君、12月21日のワタクシは、ジダマのニヤニヤ顔やハム男のジャージ姿を忘れるためにも、シドニーのビーチ巡りをすることにした。サーキュラーキーから高速フェリーに乗って20分、名店「Doyle’s」で有名なワトソンズ・ベイに到着した。

 Doyle’sは、何と言っても生牡蠣が有名。生牡蠣と言えばやっぱり今井君であって、2016年11月、広島の牡蠣舟「かなわ」で生牡蠣40個を貪り、2015年のマルセイユでもフランスの生牡蠣を連日2ダースずつ平らげた実績から言っても、シドニーのDoyle’sもぜひ征服しておきたいところである。

 ただしDoyle’sは、翌12月22日に「Sydney Fish Market」内の支店で思い切りお召し上がりになることに決めていた。ならば今日はどこまでもオシャレに、ひたすらビーチを散策といこうじゃないか。
パラビオン
(ボンダイ・パビリオン。ここで着替えてビーチに向かう)

 ワトソンズ・ベイの周囲は、国立公園である。高台に登ると、閻魔様の畳のような真っ平らの四角い巨岩が重なりあっている風景が豪快だ。太平洋の大きな波が打ち寄せては、泡立つ真っ白い水の網を岩の上に広げている。

 ワトソンズ・ベイからは、シドニーのヒトビトがクリスマスに集結する「ボンダイビーチ」まで、路線バスで30分弱である。Bondiと書いて「ボンダイ」と読む。巨大なお椀の形の理想的な砂浜である。

 Bondiというスペルをみると、「あれれ、これって『ボンディ・ビーチ』のほうがいいんじゃね?」と思うのであるが、地元の人がみんな『ボンダイ』『ボンダイ』と発音しているんだから、ヨソモノが文句を言っても始まらない。

 例えば、viaも「ヴァイア」と発音する。多くの人がsemiを「セマイ」と言い、antiを「アンタイ」と発音することも多い。それどころか諸君、Imaiだって「イマイ」じゃないか。ボンダイ、その発音に違和感なんか感じている場合ではないのだ。
コスタルウォーク
(ボンダイビーチからの散策路・コスタルウォークの絶景)

 ボンダイビーチの波は荒い。日本の普通の海水浴場より、波の高さは数倍もあると思われる。だから、「ボンダイ・パビリオン」で水着に着替えたヒトビトも、海にグイグイ入ってカッコ良くクロールで沖に泳ぎだすという行動はとらない。

 もっぱら日光浴、せいぜいで波打ち際でちゃぷちゃぷ。バレーボールに興じ、ラケットで固いボールを打ち合い、カップルでおそろいのサンタ帽をかぶって熱くフザケあい、まあその程度である。サーファーも、見渡したところ初中級者が圧倒的に多い。

 ボンダイビーチから海を左手に見て、片道1時間弱の散策路がある。「コスタルウォーク」という名前がついている。閻魔様の畳がどこまでも続き、きついアップダウンも多いから、十分に歩きがいがある。往復で2時間弱。夏のクリスマスを満喫するには最高の散歩道である。

1E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.4
2E(Cd) Blomstedt & Staatskapelle Dresden:BRUCKNER/SYMPHONY No.7
3E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.8①
4E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.8②
5E(Cd) Wand & Berliner:BRUCKNER/SYMPHONY No.9
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