2017年01月13日(金)

Wed 161221 センター試験/いつも通り旅行記/シドニーの基礎(シドニー夏のクリスマス4)

テーマ:ブログ
「明日からセンター試験」ということになれば、予備校講師はこぞって「頑張れよ」「緊張するな」「普段の力を発揮すれば合格するはずだ」「全力を尽くせ」「後悔しないようにな」と連呼することになっている。

 受験生諸君からみれば、余りに当たり前のハナシであって、今さら「全力を尽くせ」などと連呼されなくても、誰だって間違いなく全力は尽くすんだし、「最後まで諦めるな」も何も、最後まで諦めなかったからこそ、明日は早朝から試験会場に向かうわけだ。

 長老・今井君からアドバイスさせていただけば、「あまり普段と違うことはしなさんな」であって、目を血走らせて鼻息も荒く「落ち着け!!」「落ち着け!!」と絶叫するようなことさえしなければ、普段の実力は誰だってチャンと発揮できる。

 要するに「普段できないことは、明日もできない」のであって、火事場の馬鹿力しか頼りにできないようなダラしない普段を送ってきたのでないかぎり、センター試験で失敗することは考えられないのである。

 だから、結局は他の講師たちと同じアドバイスになってしまうのであるが、「落ち着きたまえ」「普段と違うことはあんまりしなさんな」。雪の心配が出ているようだが、それもみんな同じ条件であって、変に心配して午前2時3時に跳び起きるみたいなことのないようにしたまえ。

 あと、親子ゲンカに要注意。パパだってママだって、聖人君子じゃないんだから、いろいろ諸君の気に障ることを言ったりしたりするだろうけれども、そこはグッと怺える。グッと怺えておいて、「おお、自分は怺えることが出来たんだ」とニヤリとする。そのニヤリ1つで、気持ちはググッと前進するものである。
オペラハウス
(港を疾走するヨットをイメージ。シドニー、オペラハウスの勇姿。手前は近郊行きフェリー)

 残念ながら、これ以上のアドバイスはすでに過去8年のブログに書き尽くした。毎年毎年センター試験の前の日にいろんなアドバイスを書いて8年目。そんなに毎年新しい新奇ないし珍奇なアドバイスが次々と湧いて出るはずはないのである。

 だから諸君、もしももっといろんなアドバイスが読みたければ、「ブログテーマ一覧」から「センター試験」や「大学入試」をクリックしてくれたまえ。この8年、今井がブログで披露した無双&無類のアドバイスがそこに陳列されている。

 あえて新しい一言を付け加えておく。今年と来年と再来年の受験生諸君、要するに高3・高2・高1生諸君、今の立場を大いにエンジョイしたまえ。

「あんな試験じゃダメだ」「こんなテストじゃダメだ」と世論の批判を受け続けて40年(共通一次の時代を含みます)、ついに現行のセンター試験はあと3年で終了することになっているらしい。諸君はこのタイプの試験を受ける日本人の最後の世代なのである。

「ダメな試験」「改革の必要あり」とマスコミに罵られてきたこの試験を、60万人近い受験生が、今年も必死の思いで受験する。考えてみればなかなか奇妙な現象であるが、とにかく40年×50万人=のべ2000万人の受験生が半世紀近くに渡って悪戦苦闘したセンター試験、それがまもなくその歴史的使命を終えようとしている。

 その試験に参加できる光栄を、諸君、ギュッと奥歯に噛みしめてみたまえ。パパやママの世代ばかりか、ジーチャン&バーチャンの世代だって関係したかもしれない歴史ある試験に、いま除夜の鐘が鳴りはじめた感じだ。ごーん。ごーん。さあ、明日に備えて、もうベッドに入りますかね。
客船
(シドニー港の豪華客船。入れ替わり&立ち替わり、毎日別の船が入港していた)

「普段と違うことをあまりしなさんな」と書いた以上、書いた側の責任として、ワタクシ自身も普段通りの旅行記で今日のブログを締めくくらなければならない。まだシドニーは初日の午後だった。

 シドニーの旅の全ては「サーキュラーキー」から始まる。ここに来なきゃ何にも始まらないし、ここに来てしまえばシメタもの、もうシドニーの半分は把握したようなものであって、センター試験会場の机の上に受験票を置いた瞬間と、ほぼ同じ感覚である。

 サーキュラーキー駅の高架ホームからシドニーの港を見渡せば、向かって右がオペラハウス、左に豪華客船、その間に近郊フェリーの桟橋がズラリと並んでいる。全部で6つ。深緑の船体、甲板から上はクリーム色、海賊船みたいな感覚の古めかしいお船が、頻繁に出入りを繰り返している。

 オペラハウスはシドニーの象徴であるから、ここから先の旅行記にも頻繁にその勇姿を掲載することになるだろうが、とりあえずシドニーハーバーを疾駆するヨットのイメージなんだそうだ。ワタクシにはむしろ、太平洋をゆく巨大帆船の勇姿の感覚だ。
ハーバーブリッジ
(シドニー、ハーバーブリッジ)

 あるいは、歴戦の勇者の真っ白い兜のイメージ。いかにもハリウッドが好きそうな歴史スペクタクル映画を作る時、どうですかね、ヒーローにこんな真っ白い兜をかぶらせたら。

 アキレス、ヘクター、ヘラクレス。アレクサンダー、スパルタカス、スキピオ、ハンニバル。あるいは、スティリコ。あれれ、だーれ、スティリコって。まあ誰でもいいいや、グーグル先生に教えてもらいなされ。

 オペラ座の写真は、海をはさんで撮る方が圧倒的にカッコいいから、到着したばかりの観光客はみんな、港をはさんで右側の豪華客船のほうに回り込む。

 巨大ホテルを1軒、まるまるお船に載っけて運んでいるみたいな豪華客船であるが、「シドニーへの寄港は1日だけ」と決まっているらしい。毎日毎日いろんな国の客船が入れ替わり&立ち替わり入港して、大量の乗船客を吐き出し、また詰め込み、その様子はマコトに忙しい。

 こういうのを見ていると、「横浜、もっと頑張んなきゃ」「神戸ももっと頑張んなきゃ」であって、博多の港だって、いつまでも中国サマ&爆買いサマ一辺倒であってはいけないはずだ。
遊園地
(ハーバーブリッジの向こう側には、何やら怪しい遊園地の姿が)

 太った老伯爵夫人みたいな風情の豪華客船の向こう側は、「ロックス」と呼ばれる地域。1788年、イギリスから最初の移民船団がやってきて、ここにユニオンジャックの旗を立てた。「ここはイギリス領でござるぞ!!」と宣言したのである。

 18世紀の後半、日本近海に異国船がウヨウヨしはじめた時期は、国際法だってまだマコトに未整備。旗を立てて「ここ、オレたちの土地あるね!!」と絶叫すれば、それで十分その土地の占有権を主張できたらしい。そりゃこっちだって「異国船打ち払い」「無二念打ち払い」を叫びたくなるわさ。

「ロックス」という地名は、文字通りこの周囲が岩だらけだからである。シドニー周辺の岩は、日本人の目から見るとマコトに奇異である。全ての岩が真っ平らなのだ。

 日本の地層の露出部には、造山運動だか褶曲現象だかで、ほぼ例外なく急な傾斜がついている。だから海岸にも「鬼の洗濯岩」みたいな奇勝が並び、ほとんど垂直に切り立った岩も珍しくない。

 それに対して諸君、シドニーの岩は、ホントに真っ平ら。魔王どんか閻魔様がドッカと腰を下ろすのにピッタリの、水平に積み上げた畳状なのである。恐ろしい閻魔一族が集まって、柔道か格闘技の練習でもするのにちょうど良さそうだ。
ブリッジクライム
(「ブリッジクライム」に挑戦する人々。ハーバーブリッジのテッペンまで登る)

 この辺に、何故かウェディングドレスとタキシードのカップルがウヨウヨしている。みんな中国系の人である。カメラマンと世話係が2〜3人付き添って、さかんに花嫁さんのメンドーを見ている。

 どうやら「シドニーで結婚式!!」というのが、中国や台湾で流行しているらしいのだ。オペラハウスを背景にカシャ!! 豪華客船を背景にカシャ!! お馴染み中国女子の強烈な笑顔&ポーズが次々と決まる。

 近くには「中国婚妙」と大書したクルマが止まっていて、「婚妙」とは、ウェディング企画会社のことらしい。華南・香港・台湾あたりからなら、シドニーまでヒコーキで6時間ちょい。我々がベトナム・タイ・シンガポールを目指すぐらいの気軽さだ。「婚妙」だって、そりゃ大活躍するだろう。

 このあたりが、「ブリッジ・クライム」の集合場所にもなっている。海抜130メートルを超えるハーバーブリッジのテッペンまで登ってみようというアクティビティである。全行程3時間を超えるんだそうだ。

 飲酒している者は厳禁。アルコールテストがある。カメラもスマホも持っちゃダメ。強風吹き荒れる中を、「クライムリーダー」と呼ばれるガイドさんの先導でゆっくりと進む。

 夜のコースもあって、港の夜景はさぞかしキレイだろうが、寿命が10年ぐらい縮みそうだ。今井君は、もちろんパス。諸君、若いうちに早くシドニーを訪ねて、このブリッジもとっとと征服してくれたまえ。ワタクシは、コアラのいる動物園か、対岸の何やらバカげた遊園地ぐらいでたくさんだ。
 
1E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN②
2E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN③
3E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN⑤
4E(Cd) John Coltrane:IMPRESSION
5E(Cd) Richter & Borodin Quartet:SCHUBERT/”TROUT” “WANDERER”
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