2015年11月12日(木)

Mon 151019 「雨がパラつく」 秋の荒れた海 フリウル島へ(また夏マルセイユ32)

テーマ:ブログ
 正直に告白すれば、「著者としてもこんなに売れるとは思いませんでした」であって、いやはや、売れる売れる。「さあ、音読だ」、驚いて見つめる筆者の目の前で、次から次へと売れていく。

 出版担当者からのメールによると、「Amazonの『英語の学習法部門』で、ほしい物ランキング1位となりました」とのこと。「三省堂・神保町本店では、担当さん曰く『こんなに売れるとは思わなかったよ!(笑)』とのことで、またまた追加注文をいただきました」であるらしい。

 おお、マコトに素晴らしい。日本中でみんな「音読をやりたいな」「音読ってホントにスゴいらしい」「でも音読のやり方がわからない」と、この本の出版を待ちわびてくれていたのである。

 クマ助としてはまさに舌なめずりをしながら「さてと、次は何を書こうかな」であり、「また怠けグセが顔を出す前に、サッサと次を書いちゃおう」であって、「さあ、東大だ」「さあ、アメリカだ」「さあ、4技能だ」の3つが、今の執筆候補である。

 諸君、このタイプの本なら、クマ助はお手のもの。ブログ10日分ぐらいの努力を厭わなければ、まさに次から次へと書き上げる自信がある。いやはや「この10年、何でこんなに怠けてきたんだろう?」である。
出航
(マルセイユ旧港を出航。午後の海をフリウル島に向かう)

 今日もまた東京は「雨がパラつく」可能性があって、もうホントに1週間以上、連日「雨がパラつきます」「夕方には雨がパラつくでしょう」と、気象予報士の皆さんが「パラつく」「パラつく」「パラつく」を連呼している。

 すると諸君、コトバにうるさい今井君なんかは、「その『パラつく』ってのは、正しい日本語なんですかね?」と、どうも気になり始めるのである。国営放送のマジメなニュース番組の中で、「パラつく」だなんて、どうも乱暴な感じが否めないのだ。

 動詞の後ろに「…つく」という接尾辞をくっつけるのは、別に間違いとは言わないが、かなり気っぷのいい江戸の町人コトバのはずである。思いつく限りの具体例をあげると、次のようになる。

ニヤつく(ニヤニヤしやがって、イヤなヤツだ♨) 
パクつく(パクパク、旨そうに食いやがるな♨)
ガタつく(ガタガタ、うるさくしやがるぜ♨)
チラつく(チラチラ、こうるさく動き回りやがるぜ♨)
イラつく(うぜぇな。イライラすんじゃねえか♨)
ムカつく(うぜ&ホントうぜ。ムカムカするじゃんか♨)

 まだいろいろあるだろうが、どれをとっても上品なオボッチャマ&オジョーサマのお言葉とは思えない。「…つく」には江戸期・明治大正期・昭和期の江戸弁の響きが隠れていて、現代日本語に訳せば「…しやがる」というニュアンスがあるんじゃないか。
海は荒れている
(秋の地中海は荒れ模様である)

 そこから先は日本語の専門家にお任せするが、あくまで時代遅れの昭和グマとしての感覚では「パクつく」は「パクパクしやがる」であり、「ニヤつく」は「ニヤニヤしやがる」であって、美男美女が日常的につかう言語としては不適当なんじゃないか、そんな気がするのだ。

 国営放送のニュースショーでは、出来ればスタンダードで国民全体の模範になるような日本語を聞きたいのである。というか、「皆様からの受信料で運営しています」のNHKには、その義務と責任があるはずなのだ。

 気象予報士の中でも(おそらく)選りすぐりの美男美女が画面に登場して、「パラつく」「パラつく」と連呼する姿は、まあ今井君がうるさすぎるのかもしれないが、どうも違和感を拭えない。慶応義塾大卒、筑波大卒。ルックスだけではなく、学歴も錚々たるメンバーだ。

「今日も午後から、雨がパラパラ来やがるかもしれません」
「夕方から気温がグッと下がり、雨がパラパラ来やがるぜ。折りたたみの傘があると安心でしょう」
「朝の通勤の時間帯、弱い雨がパラパラしやがるかもしれません」

 うーん、タマにスキャンダルがあるにせよ、とにかく美男美女・オジョーサマ&オボッチャマの発言として、どうも滑稽に聞こえるのはクマ助だけなんだろうか。あんまり面白すぎて、最近は天気予報を見るのがコワいぐらいである。
イフ島とマルセイユ
(フリウル島からの眺望。手前の城塞がイフ島、その後方がマルセイユ。ノートルダム大聖堂もすぐそばだ)

 というわけで諸君、日本語に敏感すぎてテレビを見るのがコワい今井君は、ナポリ・マルセイユ・アムステルダム・リスボン・ブエノスアイレス、そういう外国の街に出かけないと、安心してテレビのスイッチを入れられないアリサマだ。

 9月5日、フランス・マルセイユの天気予報は、さすがに「雨がパラつくでしょう」とは言っていなかったが、朝の空はキレイな朝焼け。日本では「朝焼けは、雨の前触れ」であって、コドモの頃に小学館「気象と天文の図鑑」で何度も読み、すっかり頭に吸収されている。

 日本で正しいことがフランスでも正しいとは限らないが、確かに海も灰色に濁り、白波がたくさん立って荒れている。今は晴れていても、いつ一天ニワカにかき曇り、激しい豪雨になるか分かったものではない。

 4月上旬、ナポリの沖合プローチダ島からほうほうのていで帰ってきたばかりだ。あの時はまさに「命からがら」な感じ。カラオケで「人生いろいろ」を歌うオバサマ連だって、「人生いろいろ」はOKでも「命からがら」はやっぱりイヤだろう。
フリウル島1
(フリウル島の風景 1)

 しかし、ランチに生牡蠣30個を飲み込み、半ナマのステーキ250グラムを貪り食い、レジで店のマスターに勧められたレモンチェロを一息で飲み干した今井クマ蔵はまさに意気軒昂。海が荒れようが、嵐が来ようが、荒波をかきわけ&かきわけ「意地でもフリウル島を探険してこよう」と決意した。

 フリウル島とは、フランス語のスペルでîle du Frioulであって、誰がどう見てもフリウル島であるが、日本の多くのガイドブックでは「フリウリ島」と記載されている。どういうもんですかね。

 しかも諸君、クマ助が探険してみた感じでは、明らかにこっちの島のほうがイフ島よりも探険のしがいがあるのに、日本のガイドブックではどこまでもイフ島がメイン。フリウルは付録あつかいである。

 イフ島は、18世紀から19世紀の監獄島。アレクサンドル・デュマ作「モンテクリスト伯」の主人公 ☞ 不屈のエドモン・ダンテスが、何度でも脱獄を試みた絶海の孤島である。

 実際には「絶海の孤島」も何も、マルセイユの街は手に取れるほど近い。看守を抱き込んで小舟の一艘も雇えば、カンタンに脱獄は可能に見える。サンフランシスコ沖のアルカトラズ島と比較しても、そんなに脱獄困難とは思えない。

 そのイフ島の背後に控えるのがフリウル島。というか、フリウル島がパパ、イフ島が5歳の息子、大きさも位置関係もそんな感じであって、ちっちゃいイフ島を抱っこしてあげているみたいな形で、大きなフリウルが横たわる。
フリウル島2
(フリウル島の風景 2)

 地中海はもうすっかり秋の様相で、大きな浪に小舟は大きく揺れた。沖に出ると甲板はびしょ濡れ、まさに「命からがら」な航海が始まったが、まあそういう位置関係だから、ホンの15分で無事に船はフリウルの港に到着した。

 港の周辺は、閑散としている。カフェやレストランが5~6軒、秋の風の中に立ち尽くしているが、どの店にも客の姿はほとんどない。船から降りたヒトビトは、小舟の並ぶ港を左に見ながら10分ほど歩き、やがて強風の吹きつける坂道を登っていく。

 島はマコトに懐が深いので、もしも奥の奥まで散策するなら、丸一日は覚悟したほうがいい。どういうわけか島の入口にし尿処理場があるらしく、その強烈な悪臭の洗礼を受けるが、その難関さえ通過すれば、南フランス・地中海の風景を満喫できる。

 諸君、ここはイフ島よりはるかにオススメ。一瞬の悪臭さえガマンすれば、あとは美しい地中海の光景がどこまでも続いている。フランスパンに、ハム&チーズに、おいしい赤ワイン。そういうお弁当を広げれば、丸一日ではきっと足りないぐらいだろう。

1E(Cd) Marc Antoine:MADRID
2E(Cd) Michael Davis:MIDNIGHT CROSSING
3E(Cd) Sheila E. & The E-Train:HEAVEN
4E(Cd) Tower of Power:URBAN RENEWAL
5E(Cd) Tuck & Patti:CHOCOLATE MOMENT
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