2014年10月11日(土)

Wed 140917 シンガポールから帰還 メンラメラ 生花市場で(おらんだ先生訪問記48)

テーマ:ブログ
 10月6日から10日まで、ちょっとヒマが出来たのでちょっと旅をしてくることに決め、ちょっとシンガポールに出かけてちょっと贅沢をしてきた。「ちょっと&ちょっと」の旅であって、たまにはこういうのも悪くない。
 詳しくはちゃんとシンガポール旅行記を書くから、今回は「ただいま帰りました」だけのコメントにとどめたい。何しろまだ4月のオランダ旅行の旅行記が進行中で、9月のマルセイユ滞在からまだ半月しか経過していない。あんまり世界中ビュンビュン飛び回ると、読んでいる人たちだって混乱しちゃうだろう。
 出発は6日深夜。東京は台風18号が速度を上げて通過していった直後。通過から半日も過ぎていなかった。10日夜に帰ってくると、今度は台風19号がジワジワと接近中。今井君も忙しいが、日本列島だってたいへんな忙しさだ。
 3泊4日のスピード旅行を思い立ったのは、某ホテルチェーンのポイントが貯まりに貯まって、30万ポイントを超えてしまっていたから。さすがにこんなに海外を飛び回れば、オマケは倉庫に入りきらないほど貯まる。
 貯まったポイントだけで一流ホテルに3泊。宿泊代は1円もかからない。ヒコーキ代もANAの「エコ割」で節約すれば、思いがけない秋のオマケをもらったようなものである。
 羽田発着のヒコーキだから、移動の負担も余り感じない。20時羽田着で帰ってきて、一杯飲んでそのままグッスリ寝れば、時差ボケだってちっとも感じない。11日朝にはカワイイお目目もキモくパッチリ開いて、午後3時にはすでに「さあ出かけるぞ」と張り切っている。
 「そんなに張り切ってどこへ出かけるの?」であるが、もちろんそれは企業秘密であって、これから先の行動をブログに書いたりすれば、いろんなヒトにジャマをされかねない。こういうことは、やっぱり事後報告に限る。
コンテナ1
(フローラホランド① まず花は小さなワゴンに載せられる)

 なお、シンガポールへのスピード旅行を企てるに先立って、やっておくべき仕事はチャンと仕上げておいた。新作テキストを1冊作成する仕事があり、9月15日ごろから構想を練って、10月4日にはカンペキな出来映えのものが完成した。
 どんなテキストで、これを使ってどんな授業をするのか。それもまた企業秘密であって、今のところは何とも言えない。秘密のベールを脱ぐのはおそらく11月の末ごろになるが、しかし諸君、今井君が予備校講師を長年にわたって続けてきた中で、おそらく前代未聞にスンバラスイ授業になることは請け合っておく。
 この新作テキストに関して、今井君はいま異様なほどメラメラと燃え上がっている。1997年から丸8年お世話になった某巨大予備校が、予想されていたこととは言え、とうとう未曾有の危機に直面。これに伴って、20世紀後半を華やかに彩った「予備校文化」にも衰退の影がチラついている。
 今井君がメラメラ&メンラメラとボンボン真っ赤に燃え上がっているのは、何としてもそんな影を払拭するような、前代未聞&ウルトラ充実の授業を実現したいと、心から熱く願っているからである。
 そのためのテキストだ。徹底的に問題を精選し、「おお、予備校文化50年分のエッセンスが詰まっている」と世の中を唸らせる授業にしたい。生徒諸君も、彼ら彼女らを指導する立場の皆さんも、ベールを脱ぐ瞬間を大いに楽しみに待っていてくれたまえ。
働くクルマ
(フローラホランド② 働くオジサンたちの台車で、ワゴンは素早く仕分けされる)

 さて、アムステルダム滞在記も最終盤。最終日のクマどんはマコトに暢気に生花市場の様子を眺めにきた。働くオジサンや働くオバサンの颯爽とした姿を前に、「よおし、オレもやらなきゃ」と、ここでもまたメラメラ燃え上がる。とかく今井君はメラメラ&メンラメラしやすいタイプなのである。
 オランダ中の花畑から市場に運び込まれた花々は、まず種類別&色彩別に小さなワゴンに小分けされる(写真①)。ワゴンは3段重ね。スーパーマーケットのカゴよりちょっと大きいぐらいのカゴを3段に重ねて、これを働くオジサンたちが小回りのきく台車で次々に仕分けしていく(写真②)。
 仕分けの済んだ順に、ワゴンはレールに載せられ、1列になって品評会室に向かう(写真③)。観光客が花を楽しもうとするなら、この場面が一番いい。レールの上をさまざまな花が次々と運ばれていくので、あちこちでバーチャン連の黄色い歓声が上がり、ジーチャンたちも唸り声を抑えることができない。
コンテナ2
(フローラホランド③ ワゴンは1列に並んでレールの上を進む)

 中でも感動の大きいのが、昨日記事に掲載した写真の1枚目&2枚目、「青いバラ」である。そもそも青いバラなどというのは、今井君はキライであった。無地のキリンとか、おちょぼ口のカバとか、ケロケロ鳴くセミとか、珍しいけれども何か間違っている類いのシロモノに思えるのである。
 しかしここで見る青いバラには、何の不自然さもない。さすがデュマの小説「黒いチューリップ」の国である。この小説に描かれた17世紀オランダのチューリップ騒動は名高いし、2014年明治大学文学部ではそのチューリップ騒動を英語の入試問題に出題しているが、この美しい青いバラについても、奇想天外な小説の1つや2つはカンタンにかけそうである。
 もちろん、赤や黄色やピンクのバラも、色とりどりのアジサイやキンギョソウも、どれもこれもマコトに鮮やか。こんなキレイな花々を世界中に送り届ける仕事なら、早朝から懸命に働くおじさんもおばさんも、さぞかし楽しいに違いない。
競売
(フローラホランド④ 大講堂で品評会 ☞ 競売にかけられる)

 さてレールの先には、まるで大学の講義室みたいな品評会室が待っている。花のワゴンは1台ずつここに進み、大教室にズラリと居並んだ難しい顔のオジサマ&オバサマによって値段をつけられていく。
 部屋の前の大きなパネルには、生産地、農園名、生産者名、その他クマどんには理解できないさまざまなコムズカシイ情報が提示され、ヒトビトはPCとニラメッコしながら真剣に値段を付けていく(写真④)。
 昭和なアタマの今井君が「農産物の競り」とか「競売」とかいうコトバから想像するのは、ナンバープレートのついたボーシをかぶった陽気なオジサンたちが、何だかおかしな手つきをしながらワイワイ騒いでは、握手しあったり落胆したりする混沌とした状況であるが、少なくともこの生花市場はそういう20世紀的熱狂をとっくの昔に卒業したらしい。
コンテナ3
(フローラホランド⑤ 地域別&国別に仕分けされ、世界中に旅立っていく)

 フローラホランドで今井君がただ1つ気に入らなかったのは、この品評ルームだけである。冷たい数字だけが行き来する静謐の市場では、うーん、どうも人間の情熱は燃え上がりそうにない。
 申し訳ないが、やっぱり今井君は昭和人間であり20世紀ニンゲンであって、混沌・混乱・熱気・湯気ムンムン♨な世界が好きなのだ。紙切れが舞い踊る中で、海千山千の株屋さんたちが乱舞&熱狂する。昭和の日本橋兜町や大阪北浜に渦巻いた、肉食系の男たちの果てしない欲望。おお、素晴らしいじゃないか。
 ま、過ぎた昔の夢をここに求めても致し方ない。品評会の洗礼を受け、非情に値段をつけられた花々は、ちょっとションボリしながら、出荷される地域別・国別に整列し直す。はるばる日本やアメリカ大陸に運ばれる者たちもいるし、近隣のヨーロッパ諸国で活躍する者ももちろん多い(写真⑤)。
 しかし何しろ重要なのはその鮮度である。しおれたバラ、花の開きすぎたチューリップ、姿勢の悪いキンギョソウでは、活躍の場もなくなってしまうだろう。元気に働くオランダのヒトビトに激励を受けながら、世界中♡数十万軒のお花屋さんの店先に向かって、花々の旅ははるばる続くのである。

1E(Rc) Solti & Chicago:DEBUSSY/LA MER・PRÉLUDE A L’APRE MIDI D’UN FAUNE & RAVEL/BOLERO
2E(Rc) Bernstein & New York:/SHOSTAKOVITCH SYMPHONY No.5
3E(Rc) Rozhdestvensky & Moscow Radio:BARTOK/DER WUNDERBARE MANDARIN & TWO RHAPSODIES FOR VIOLIN & ORCHESTRA
4E(Rc) Darati & Detroit:STRAVINSKY/THE RITE OF SPRING
5E(Cd) 東京交響楽団:芥川也寸志/交響管弦楽のための音楽・エローラ交響曲
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