2013年10月11日(金)

Tue 130917 モビリスを買う エッフェル塔 パッシー散策(第2次ンラゼマ地球一周記39)

テーマ:ブログ
 9月10日のパリは朝から雨が降ったりやんだりで、吹く風も街の雰囲気も、すっかり晩秋の寂しさにあふれていた。
 もっとも、この寂しさは「今度の旅もあと2日で終わり」「明後日にはもう日本に帰らなきゃ」というサト助側の事情が原因なのかもしれなくて、長かった2013年の東回り地球一周も、ホントにあと2日で完結してしまうのである。
 午前11時にホテルを出て、地下鉄オペラ駅へ。地下鉄とバスが乗り放題になる1日券「モビリス」を初めて購入してみた。いつもなら10回分の回数券「カルネ」を買うのだが、キップを10枚もポケットに入れてウロウロするのは面倒だし、使い残しの可能性もある。
 昨年12月の使い残しカルネが3枚あったので、「半年以上経過してはいるけれども、まだ賞味期限内なんじゃないか」と、昨日試してみた。ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。とっくの昔に期限は切れていて、改札は意地でも開かない。回数券の賞味期限はマコトに短いのである。
エッフェル塔
(シャイヨー宮付近からのエッフェル塔。パリの超入門編でござるね)

 しかも、パリのキップには「ゾーン」というものがある。東京にあてはめて言えば、「ゾーン1」は山手線内、「ゾーン2」は23区内、「ゾーン3」は東京都内、それ以外は「ゾーン4」。キップの有効ゾーンをそういうふうに分けて、ゾーン内は画一運賃。便利なような、便利でないような、微妙な運賃設定だ。
 こうなると、例えば「吉祥寺に行って、井の頭公園を散歩してみたい」ということになると「ゾーン3」になるし、「千葉県浦安のディズニーリゾートに行く」と決めれば「ゾーン4」のキップを買わなきゃいけない。都心から近郊に出ようとすると、何だか損をする感じが否めない。
 9月10日のサト助プランは、
① トロカデロ → シャイヨー宮、エッフェル塔を堪能
② パッシー → シャルル・ミシェルを散歩
③ ブーローニュの森を散歩
④ ヴァンセンヌの森を散歩
というお散歩テンコ盛りな1日を予定。すると、③も④も「ゾーン2」に入ってしまう。回数券カルネの「ゾーン1」だと、ブーローニュにもヴァンセンヌにも行けないのである。
 以上のような思考経路を経て、サト助が購入したのがゾーン2用のモビリス。普通のチケットスタイルだが、これが遠い昔の東京のイオ・カードみたいに、24時間何度でも改札口に差し込める。
モビリス
(ゾーン2用のモビリス)

 まず何と言っても、シャイヨー宮からのエッフェル塔を眺めに行かなきゃダメだ。大好きな地下鉄6号線をトロカデロで降りると、さっきまでの重たい曇り空がウソのように明るく晴れ、眩しい逆光の中にエッフェル塔がスックと立っているのが見えた。
 いやはや、風も穏やかで、マコトにおめでたい。あんまりおめでたくて、元旦の初詣のような気分でござる。エッフェル塔のことを悪く言うヒトは少なくないが、サトちゃんとしては、大昔からこうやって頑張って立っているヤツらはみんな好きだ。
 この20年ほどの間に世界中でニョキニョキ新しく生えた新参タワーは好きじゃないけれども、東京タワーも通天閣もエッフェル塔も、ニョキッとしたまま50年も100年も経過すれば、経過した時間分の高貴なコケがくっついて、今さら悪く言われる理由はなくなっちゃうのだ。
 だって諸君、1日に1万人のヒトが、エッフェル塔の前でポーズをとると考えてみたまえ。1年間で365万人、100年で3億6500万人の思い出に残るわけだ。
 「バーチャンは新婚旅行でパリにいったのよ」とブラジルのバーチャンが古びた写真を見せながら孫に語り、孫はやがてバーチャンになって、「バーチャンのバーチャンも新婚旅行はパリだったのよ」と孫に語る。その連鎖が世界中で限りなく続いて、エッフェル塔のコケはどんどん高貴なものになっていく。
蛇君
(シャイヨー宮付近で。力強いヘビ君が可愛い。そういえば、今年はヘビ年であった)

 さて、ここからクマ蔵は左手にエッフェル塔の先端を眺めながら、セーヌ右岸を南東方向に散策していく。パリ市内で屈指のオシャレ・ストリートとして脚光を浴びつつあるパッシーを通るが、うーん、今井君にはよく分からない。2流のブランドショップを取り揃えて並べただけのような、微妙な感じである。
 超高級ブランドなら、ヴァンドーム広場やサントノレ通りにズラリと軒を並べている。サントノレ通りを歩いていると、アメリカンエキスプレス・プラチナ会員用の雑誌「DEPARTURE」とショップの配置がそっくりであって、サトちゃんでさえ高級ブランドの名前をいつの間にか記憶してしまう。
パッシー
(パッシー)

 パッシーについては、「まだそこまで有名になってはいませんが」「最近、伸び盛りなんです」というショップがひしめき合っている感じ。そこいら中で新築やら改修やらの工事が進行中で、落ち着かない。「あと10年ぐらいしたら、いい街に成長しているかもしれませんね」というぐらいである。
 むしろ、騒がしい表通りを諦め、一歩奥の路地に入ったあたりのほうが趣きがある。高級タウンハウスが立ち並ぶ住宅街であるが、商店街はあくまで下町の雰囲気。肉や魚、野菜や果実を並べて、お店の人たちがお客を待つ姿は、モンマルトルあたりの風景とソックリだ。
プラタナス
(パッシーのプラタナス並木)

 店を訪れるオジーチャンもオバーチャンも、たいへんオシャレなヒトビトが多い。オジーチャンの多くはハンチング帽をかぶり、厚手のジャケットを羽織って、暖かそうに微笑している。オバーチャンたちも、意外に可愛い色のコートを着て、ヤンチャな犬をニコヤカに叱っていたりする。
 こうして、パリのクマ蔵はパッシーを後にした。左に曲がって、高級住宅街の坂道をどこまでも降りていけば、キレイな緑のセーヌ河が見えてくる。この頃からまた空は雲に覆われはじめたが、まだ午後1時を過ぎたばかり。秋のパリ散策はまだまだ続くのである。
 
1E(Cd) Jochum & Bavarian RSO:MOZART/THE CORONATION MASS
2E(Cd) Jochum & Bavarian RSO:MOZART/THE CORONATION MASS
3E(Cd) Jochum & Bavarian RSO:MOZART/THE CORONATION MASS
4E(Cd) Jochum & Bavarian RSO:MOZART/THE CORONATION MASS
5E(Cd) Leinsdorf:MAHLER/SYMPHONY No.6
total m103 y1634 d11830
最近の画像つき記事
 もっと見る >>

Ameba芸能人・有名人ブログ

芸能ブログニュース

    ブログをはじめる

    たくさんの芸能人・有名人が
    書いているAmebaブログを
    無料で簡単にはじめることができます。

    公式トップブロガーへ応募

    多くの方にご紹介したいブログを
    執筆する方を「公式トップブロガー」
    として認定しております。

    芸能人・有名人ブログを開設

    Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
    ご希望される著名人の方/事務所様を
    随時募集しております。

    Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み
    芸能ブログニュース