2013年09月07日(土)

Wed 130814 いよいよ運命の日 シカゴでワヌラワヌラ(第2次ンラゼマ地球一周記10)

テーマ:ブログ
 「運命の日」などというのは、こんなふうにあっという間にやってくるのである。センター試験も、入試本番の日も、入社式も、「あと○ヶ月」「泣いても笑ってもあと○○日」とか、冗談のように顔を見合わせて苦笑いしているうちに、実にあっさりと、正確無比にその日はやってくる。
 第2回東京オリンピックを我々の国で開催できるかどうか、あと数時間で全てが決まる。サト助どんはブラジル・サンパウロのホテルでその瞬間を待っている。
 サンパウロと東京は時差が12時間あって、ということはまさに地球の表と裏。どっちが表でどっちが裏かは論じないことにして、サンパウロが午前9時なら、東京は午後9時。開催が決定する瞬間を、諸君は夜の闇の中で、今井君は迫りくる南米の夕闇の中で、じっと見守ることになる。
 決定会議の開催地は、ブエノスアイレス。サンパウロからはヒコーキで2時間ほどの距離に過ぎない。ブラジルとアルゼンチンの間に挟まっているウルグアイと、泥の大河ラ・プラタ河を飛び越えれば、そこがブエノスアイレスである。
 昨年の今頃、まさにサト助はまさにそのブエノスアイレスを旅していたのであったが、あの街で全てが討議され、あの街で全てが決まる。もし今回がダメなら、おそらくサトイモ男爵がこの世に生きているうちに日本でオリンピックが開催されることはなくなってしまう。
 汚染水が重くのしかかって、イスタンブールの暴動やマドリードの失業率問題より遥かにハンディは重いけれども、ここは日本国民みんなが手を取りあって、東京開催の実現を祈ろうではないか。
Tシャツ
(シカゴ大学で買ったTシャツ)

 ブラジルは今日が「独立記念日」である。どこから独立したのかといえば、「ポルトガルから」というのだから隔世の感が大きいが、サンパウロ市民にとっては最大の祝日。昨日は市民市場が大混雑し、まさに日本のクリスマスや歳末の雑踏を見るようであった。
 一転して今朝は、日本の元旦よろしく街中が穏やかに静まり返っている。おそらく元旦と同じように、午前中は家族でしっとりと最大の祝日を祝い、午後から街に繰り出して、あちこちで開催される独立記念祝典に集まるのだ。
 夕暮れから夜にかけては、酔っぱらった群衆の歓声が街中でコダマするだろう。すでに昨日の深夜から、日本の大晦日と同じように、間歇的に酔漢たちの奇声が上がっていた。今夜はこれから、まるで東京決定を祝ってくれるかのように、激しい歓声が街を満たすことになるだろう。
ブックショップ
(シカゴ大学、ブックストア)

 ところで、旅行記の中の今井君は、リオやサンパウロどころか、いまだにシカゴの2日目をウロウロし続けている。さすがのサト助も、書いている本人でありながら「これはちょっと引き延ばし過ぎかな」と若干の反省を感じはじめている。
 しかしそんなこと言ったって、書きたいことや書いておかなければならないことがいくらでも湧き上がってくるんだから、どうにも仕方がないじゃないか。
 それが日記というものなので、「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」とか妙竹林な設定で始めておいて、あっという間に目的地に着て終わっちゃうようなのは、ホントの日記とは言われない。
チケット
(メトラのチケット。左が往路、右が復路)

 そこで、シカゴ2日目の紀サト助は「人間も買うというお土産といふものを、サトイモも買ってみむとて買うなり」と決めた。シカゴ大学でお土産というなら、まあTシャツが定番。広い構内の中央付近にあるブックストアで、何だか馴染みのある早稲田カラーのTシャツを買い求めた。
 シカゴ大学で学ぶエリートにも親バカは必ずくっついているので「The University of CHICAGO」の下に「GRANDPARENTS」「DAD」の文字のあるフザけたシャツも取り揃えている。ま、年齢から考えて今井君には「DAD」の文字入りのが相応しいだろう。
 ブックストアの近くには、ワンボックス車を改造したランチの屋台がいくつも出ている。多国籍のヌードル、サンドイッチ類からデザートまで、様々なフードの屋台が並んで、アイスクリームの屋台からはマコトに暢気で楽しそうなチャイムが繰り返し流れている。
グリーンマン
(シカゴ美術館前で演奏していたグリーンマン)

 お土産も買ったことだし、サト助は「そろそろランチにしますかね」「何しろノドが渇きました→ランチビールの時間です」と決め、大学とメトラの駅の中ほどにさっき見つけておいた3~4軒のメシ屋のうち、「ヌードル」という名の店を目指すことにした。
 諸君、この選択は、完全に失敗であった。「ビア!!」「とにかく冷たいビア!!」と心で叫びながら倒れ込むように店に入ったのに、何とそこは「ソフトドリンクのみ」という恐ろしいポリシーのお店だったのである。ビアを求めて入った店で、仕方なくアイスティーを注文するハメになった。
 メキシコ人の家族経営と思われるが、日本・中国・東南アジア、要するにアジア全域の麺料理をゴッタ煮にして、ワケのわからんマゼコゼ麺をものすごいボリュームでドカンとテーブルに出してみせる。
 アジアの熱風を思わせる激しいメニューの中から、今井君が選んだのは「JAPANESE UDON」。まもなく巨大なドンブリの中でタプタプ揺れながら運ばれてきたのが、下の写真のようなシロモノである。
 まずサト助の度肝を抜いたのは、「ウドンのスープが味噌汁」という点である。「朝の残りの味噌汁が煮詰まっちゃったので、ちょっと水を足して薄めてみたら、水が多すぎてこんなに薄くなっちゃった」とグータラママが言い訳してるような、そういう味噌汁の中でウドンがのたうち回っている。
うどん
(美味しそうな味噌汁ウドン)

 味噌汁の具は、レタスである。朝の味噌汁に入れたレタスが、5~6時間たって「シンナリ」というより「ベットリ」に変わった絶妙の瞬間を選んで、サト助のテーブルに現れた。レタスの食感は「レタスでありながらワカメも感じさせる」という、ご丁寧なものになっている。
 そのウドン味噌汁の中に、焼き鳥みたいな大きさの鶏肉のカタマリがゴマンと転がっている。「鶏肉をこれほどパサパサにするには、いったいどんなふうに細工すればいいのか」と質問したくなるような、あるいは「乾燥鶏肉を水で戻しました」という感覚に近い、マコトに珍しい食品であった。
 ただし、ウドンのコシだけは天下一品であって、讃岐のウドン県のヒトビトにも誇れるぐらいのコシの強さである。「あれれ、麺だけは香川県から輸入でもしたのかね?」と、薄い味噌汁にまみれたワカメレタスやパサパサチキンと同居を余儀なくされた、この優秀麺君たちが可哀そうでならない。
 周囲のアメリカ人たちは、全く音をたてずに麺を食べている。すするんじゃなくて、口を軟体動物の触手のようにワヌラ&ワヌラ動かして、麺をノドの奥にたぐり寄せるのだ。または、レンゲの上に麺を載せて、団子みたいにワシっと一気に口に入れる。
 今井君もそのマネをして、口をワヌラ&ワヌラ不器用に動かしてみたが、「おやおや、日本人なのにウドン食べるの下手ですね」みたいな視線がサト助に集中する。いやはや、フシギなシカゴの午後であった。

1E(Cd) Marvin Gaye:WHAT’S GOING ON
2E(Cd) Santana:EVOLUTION
3E(Cd) Sheila E. & The E-Train:HEAVEN
4E(Cd) Tower of Power:TOWER OF TOWER
5E(Cd) Tower of Power:URBAN RENEWAL
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