2012年09月03日(月)

Mon 120810 いよいよブログのリニューアル ミュンヘンに到着(ミュンヘン滞在記2)

テーマ:ブログ
 こういうふうで(スミマセン、昨日の続きです)、12歳10ヶ月で中学校に入学して以来、25歳で最初のワープロを購入するまで、延々と万年筆で詳細な日々の記録を記し続けた。頭の中に常に鳴り響いていたのは、昨日書いた広告コピー、
「この万年筆で記録していくに相応しい日々を送ることを、君に約束したい」
だったというのだから、自分ながらマコトに恐れ入る。
 記録があまりに詳細にわたると、記録することが自己目的化して、毎日1時間も2時間もかかる。PCなんか影も形もない時代だし、何しろ今井君は文字をキチンとキレイに書くことに偏執的なこだわりを持つから、「いい加減に書きなぐる」などというハナレワザはどうしても出来ない。
 中学生や高校生にとっての1時間2時間がどれほど長い時間かを考えれば、毎日2時間近く机にかじりついて自分の日常を記録し続けた今井君の少年時代が、どれほど異色なものかが分かるはずだ。あげくの果てに「今日は、昨日の記録を書くことに3時間費やした」という記録さえ登場する。
 大好きなのは、黒インク。ブルーでもブルーブラックでもいいが、記録をキチンと紙面に定着させるには、軽いブルーではどうしても心もとない。一切のスキを感じさせないブラックホールのように重い漆黒のインク以外では、書いていてどうも腰が落ち着かないのである。
夕暮れ1
(夕暮れのミュンヘン マリエンプラッツ1)

 そんな状態で25歳に至り、世の中はワープロの時代になった。それまでは梅棹忠夫の「知的生産の技術」や「京大型カード」全盛だったのが、いきなり「ワープロ書斎術」の世の中に変わる。かくいう今井君も、万年筆からワープロにすべてを切り替えた。
 万年筆はプラチナ→パイロット→モンブラン→ペリカンと、それぞれ3年ぐらいずつ使い込んで、どれもこれも愛着は限りなく深かったけれども、ディスプレイに1行しか文章の出ない旧式ワープロでさえ、利便性という面では万年筆を遥かに凌駕していた。
 やがて「3行革命」というのがあって、ディスプレーに文章3行分が表示されるようになってからは、まさに一気呵成の感がある。28歳で友人のPC「キューハチ」をいじりはじめ、万年筆は完全に抽き出しの奥の住人と化した。
 問題なのは、利便性が高まれば高まるほど、記録がますます長大になっていくことである。年齢的に見ても「記録していくに相応しい日々を送ることを、君に約束」なんかしちゃったら最後、メッタヤタラに記録すべきことが膨張する世代に突入。そのまま現在に至る。
夕暮れ2
(夕暮れのミュンヘン マリエンプラッツ2)

 2008年6月5日、ブログへの参入を決意。参入初日の記事では「毎日更新、A4版1枚、写真1枚。それを10年継続」と約束している。今思えば、「あの頃は軽率だったな」「記録魔で日記魔のボクチンが、A4たった1枚の記録で満足できるわけないじゃないか」であって、どんなに自分を押さえつけても、現実の記録は「A4版3~4枚、写真14枚」に膨張する。
 ブログ開始以来、「抑制しよう」「せめて今の1/2、それが無理でも2/3にしなければ」と、決意すること、すでに10回以上になる。そのたびに、記事の中でも「短くします」「限度を心得るようにします」と読者に宣言。しかしどんな宣言も、真夏の朝露の如し。宣言の4~5日後には、宣言自体がなかったことのように、むしろ宣言以前より長大な日々の記録が始まってしまう。
黒ビール
(ミュンヘン ハクセンバーガーの黒ビール)

 こうして再び、「今日は丸1日、昨日の記録を書いていた」という本末転倒がスタート。旅行先にも必ずMac君を持ち込んで、早朝の1時間半は「昨日の記録」に費やされる。イスタンブールにいるのに、早朝2時間はマドリードやダブリンの記録を書くことに費やす。
 もちろん、それをマイナス評価するわけではない。旅先での早朝2時間などというものは、どうせベッドの中でダラダラするか、朝食を食べ過ぎてウンウン唸っているか、テレビのニュースショーを見ながらタレントの悪口を言って費やされるだけである。
市庁舎
(ミュンヘン市庁舎)

 人間の生活でおそらく一番ダラしなく浪費される時間帯を、過去の詳細な記録と反省に使えるなら、こんなに有意義な話はないのだ。ただ最近になって、こういう習慣をホンの少し負担に感じるようになった。
 だって、旅先の毎日が楽しすぎるのである。以前なら「どうせ早朝の2時間ぐらい」とあきらめていた時間帯も、8月のニューヨークならセントラルパークを散歩していたいし、9月のブエノスアイレスなら、芽吹いたばかりの木々や咲き始めたサクラの花を見上げながら、余りの楽しさにガオガオ唸っていたい。
豚肉料理
(ハクセンバーガーのブタ料理)

 以上、「今度こそはホンキでブログを短くしよう」という決意の表明である。諸君、すでに今年の3月上旬「まもなくブログをリニューアルします」とクマ蔵が宣言したのを記憶していらっしゃるだろうか。
 あれから半年以上、ずいぶんお待たせしたが、どうやらリニューアルが実現しそうである。早ければ10月上旬、遅くとも10月いっぱいでリニューアルを完成させ、ホントにホントにブログの文章はA4版1枚以内、写真もせいぜい3~4枚、普通のブログよりホンの少し長いだけ、一言で言えば「正常化」が実現できそうだ。
 もちろんタイトルはそのまま、表紙もいっしょ。見た目が完全にリニューアルされるわけではないが、リスボンにいるならリスボンを、ミュンヘンにいるならミュンヘンを、それぞれ24時間100%エンジョイする状況を取り戻したいと思うのだ。
ゼミ形式
(ハクセンバーガーの男たち。ドイツの食事は、こういうゼミ形式が基本のようだ)

 ところでミュンヘン滞在記であるが、今日の記事では書かなければならないことはそんなに多くない。5月18日、成田からの直行便で12時間、ミュンヘン空港16時到着。もうヘトヘトだから、チェックインして荷解きをして、メシを食って寝るだけだ。
 ミュンヘンは新しい空港だが、フランクフルトほどに広大ではなく、従業員の応対も親切で丁寧。何より、笑顔が多いのが嬉しい。外国人に叱られるとすぐにションボリしがちな、気の弱い日本人観光客にはうってつけである。
 しかも諸君、乗り継ぎのない旅はラクチンだ。すぐにSバーンで市街地に入り、ホテルを探せばいい。ミュンヘンの地下には「Sバーン」と「Uバーン」が走っている。Uバーンは、中心部だけを走る地下鉄。Sバーンは、東海道線とか高崎線とか新快速とか、そういう中距離電車が、市街地では地下に潜り込んでいるという形態である。
 空港から市内へは「S1」か「S8」を利用。今井君はカールスプラッツで下車。予約したホテルは、カールス門を見下ろす5つ星ホテル・ケーニヒスホーフKönigshofである。
王様の館
(ケーニッヒスホーフのまさかの外観)

 Königは王様、hofは館。ドイツの王様の館なんだから、さぞかしゴツい豪華な外観かと思いきや、ご覧のようなアリサマ。「まさか、あれじゃないだろう」と何度も目をこすり、建物の周囲を荷物を引きずって歩き回り、何度か地下鉄の駅に戻って確認してみたが、どうやらクマ蔵の目指す「王様の館」はあれに間違いないのである。
 ただし、意外なのはあくまで外観のみ。部屋に通されてみると、おお、さすがに王様の館である。いつものようにホテル側でアップグレードしてくれたジュニアスイートは、近いうちに写真も掲載するが、王様の館に相応しいマコトに豪華なお部屋でござった。
 すぐに荷解きを済ませて、カールス門からマリエンプラッツへ。マリエンプラッツはミュンヘン旧市街の中心であって、グロッケンシュピールが有名な市庁舎も、この広場にある。
 ミュンヘンは6年ぶりだから、6年前に宿泊していたホテル・プラッツルなど、懐かしい建物を見上げながら、目指すハクセンバーガーへ。ブタの丸焼きで有名な店で、この日の夕食ということにした。
ホテルプラッツル
(2005年2月、5日間宿泊したホテル・プラッツル)


1E(Cd) Stan Getz & Joao Gilberto:GETZ/GILBERTO
2E(Cd) Keith Jarrett & Charlie Haden:JASMINE
3E(Cd) Ann Burton:BLUE BURTON
4E(Cd) Harbie Hancock:MAIDEN VOYAGE
5E(Cd) Miles Davis:KIND OF BLUE
total m50 y1320 d9215
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