ケータハム・セブン160 Mさん 号

かなり　ご無沙汰の投稿です

ネタは溜まりまくって

いつのネタか？？？

と言う　くらいなんですが、、、

まぁボチボチと

アップしていきますね

昔　昔　その昔　笑

と言うくらい　時間経ちましたが

車検整備で　ご入庫の

ケータハム　セブン160  Mさん号

2年前にも　ご入庫いただき

と　車検整備以外に　部品持ち込みにて

クラッチOH させてもらったんですが、、、

今回も　車検整備と

クラッチOH する事になっちゃいました

2年でクラッチが終わった訳では無く

理由は「1速とバックギアに入らない」

と言うところから

Mさん　おっしゃるに、、、

クラッチワイヤーを調整しても

治らない、、、

・クラッチディスク

・クラッチレリーズフォーク

・クラッチレリーズベアリング

など　スズキ社より対策部品が

出ていると言う情報を元に

それを使って解決したい

と言うご要望でした

このクルマは

イギリス（だったかな？）からの

輸入車なのですが、、、

エンジンと　トランスミッションが

日本の「スズキ」のジムニーの物が

使われているらしく

全幅なども日本車の規格に合わせて

作り直されていて軽自動車なのです。

ただ　エンジン型式は

スズキ社の　K6A と言う刻印と

ケータハム社の　Z 2  と言う刻印と

２つ　刻んであり

検査証の原動機は　Z 2 と　なってました

コレが今回のポイントに、、、

しかしながら、、、

ケータハムセブン160

と言ってもスズキさんでは部品は出ません

スズキ自販奈良・担当サービス Tさんに

お力をお借りして調べまくってもらいました

ありがとうございました

すると、、、

エンジンシリンダーブロック

JB23W ジムニー用の可能性が高い

スロットルボディ

電子スロットルなのでJB23では無い、、、

ワゴンR？

ミッションケース

JB23W ジムニー用の可能性大

ミッション内部ギア

1速からバックまで

全てのギア比がJB23Wとは適合しません

DA17V エブリーの可能性あり

と言う見解に落ち着き

対策品を段取りすることに

スズキさんが設定している対策部品は

レリーズフォーク

レリーズベアリング

など有りましたが

対象車種が

17エブリー

64ジムニー

と、どちらも23ジムニーには

不適合部品となります

で　困りまして

関係部品を

・23ジムニー用の純正部品

・対策部品

両方　発注しました

スズキ自販奈良・部品課さん

お世話になりました

左　エブリー　　　右　23ジムニー

エブリーと　ジムニーでは　フォークが

全く違いました

長さも　形状も　寸法が合いません

ジムニーは　縦置きで

エブリーは　斜めに寝た感じで

車両に搭載されているせいでしょうか、、、

結局レリーズフォークは

23ジムニー用を使いました

レリーズベアリング

左　対策品エブリー用　　　右　23ジムニー用

右下　外したベアリング

比べてみる

見た目　かなり違いましたが

重要な部分の寸法は　同じような感じでした

なので

レリーズベアリングは

17エブリー用　対策部品を選択

クラッチディスク　23ジムニー用

スプラインには　グリスが塗布されていました

クラッチカバーも　23ジムニー用

並べてみたら一目瞭然　

結局　対策部品を使えたのは

レリーズベアリングだけでした　

ミッションケースが

23ジムニーと思われるので

当たり前と言えば

当たり前なのですが　笑

使う部品が決定したら

組み付けです

じゃんじゃん　元に戻していきます

冷却水のパイプ

取り付けのステーが　折れてました

振動でしょうか？

折れ口は見事にサビも、、、

はい　下手くそ溶接

遠目には　まぁまぁ付いてるけど、、、

よってみると

良いんです　しっかりと付いていれば

ヤスさんも　黒木さんに言ってました　笑

ミッション側も　準備です

レリーズベアリングが摺動する部分を

指で触ると若干の段差が有りました

ペーパーやすりを使い段差を

滑らかにします

それから　クラッチディスクが嵌合する

スプライン部分は

枯渇したグリスや

クラッチディスクの摩耗粉など

固着した汚れを徹底的に清掃しました

清掃・下準備が整ったら

レリーズフォークなどを組み付けて、、、

パイルダーオン

最後に

和光ケミカル　エンジン燃焼室洗浄剤

レックス施工

部品の適合を調べたりで

かなり長期間の　ご入庫に

なってしまいました

これで「シフト問題」解決してくれたら

良いんだけどなぁ

car maintenance service

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