私は死ぬことが出来ませんでした。。。
それは親が悲しむから
残された人の苦しみを知っているから
でも
いつも私にねっとりと覆いつく孤独
居場所のない不安
この苦しみは
いつまで続くのか
どんな形で終わりにできるのか
その答えを探し続けていました
私は生まれつき心臓が悪く
手術を受けなければ
生きていけない体で生まれました
小6の夏休みに心臓の手術をし
無事に成功
私は生かされたのです
昔の時代に生まれていれば
間違えなく死んでいました
生きたい！！！と願っても、、、
私は医学の力で生かされているのです
その半年後私の手術の成功を見届けた後の
父の死
自死
私は生かされ、生きたいと願ったのに
父は
死を選んだ
この現実をどう受け止めたらいいのか
このことが意味する事は一体何なのか
何のために私は生かされたのか
私には何の使命があるのか
何も解決しないまま
生かされたのに
死んだような毎日を過ごし
生と死の間をフラフラしていました
夜眠りにつく時
こう思っていました
やっと寝れる
このまま目覚めなければいいのに
と
朝起きれば
まだ息をしている現実が辛くて。。。
そして
こう考えました
自分で死ねないのなら
誰かに命を奪ってもらえばいいんだ
と
自暴自棄になり
滅茶苦茶な事をしていました
怖い事がなにもなくなり
お酒を浴びるように飲んでは
道端で倒れ込んで
野垂れ死にしようとしたり
危険な事を好んで選択していました
本当に自分を粗末に扱っていて
外国に旅行に行けば
危険な場所へお酒の力を借りてたった一人で
出かけてみたり
本当に
よく生きのびてこれたものです
でも
その時は酔いから覚めると
まだ生きていると
落ち込んだのです
そして
自分を粗末に扱う事が当たり前になっていた私が
巡り合った先は
結婚でした
やっと自分の居場所が見つかった
これで幸せになれるかもしれないと
今の私にはよ～くわかります
誰かの為に生きる居場所を見つけたのです
私は
自分で自分の人生をこのように
間違えることなく
作り上げてきたのです
自分で死ぬことも出来ず
夫や誰かの為に生きる事で
生きている実感を感じていたのです
そうして
ある日
パッタリと動けなくなってしまいました
エネルギーが空っぽになって
ゼンマイが切れたかのように
動く事も出来なかった私は
全肯定の電話カウンセリングにようやくたどり着きました
ゆっくりとゆっくりと
父の死と向き合い
何のために生きるのか
わかることが出来るようになりました
父の死は
私のはどうする事も出来なかった。
自分を責め自分を粗末にしてきたのは
自責の思い
その気持ちに
気づき、手放す事が出来た今
なんの為に生きているのかがわかりました
それは
自分を自分で幸せにすること
私は
自分の力で
自分を幸せにすることが出来るんだと
わかったのです
生きている喜びをを体いっぱいで感じる事が
出来るようになって
今まで感じる事の出来なかった
出来事
言葉
人
景色が
輝いて見えるようになったのです
でも
もっと早くわかっていれば
と思ったり
長い年月をかけて自分を責めてきた癖に
時々苦しめられたりするけれど
そんな時は
そんな気持ちも否定せず
よく頑張ってきたねと自分をねぎらってあげることで
心のモヤモヤがすーっと小さくなっていくことも
感じる事が出来るようになりました
本当にすごい事です
宗教でもわからなかった
本を読んでも変えれなかった
その答えを
全肯定のカウンセリングで
そして
自分の力でつかみ取りました