イクと不議の森14 意識のつながり〜第1章 終〜(アーカイブ集) | ゆるしてりらっくす ミラクルタイムをご一緒に〜 byイマココアールびゃくれん

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ゆっくりホッとリラックス。ホントウの記憶を呼び覚ますには。。
「今」のわたしが ピン!ときたことを綴っています。

14 『意識のつながり』





スウウーー

ーー

ーー


パチッ目

イクは目を覚ました。

ベッドの近くにあるソファに
モリクマさんとコトちゃん。

イクに気がついて
ニコニコしながら
話しかけてきた。


おかえり~
どだった?イクちゃん
何かみてきたかな?
くま


チチ チチ


小鳥さんもお話してくれてる。

ふふぁ~、、、
あ、えっといろいろと
みてきました。
 
それがすごいんですっ
モリクマさん~

あのですね、私ったら
たくさんの人に
見つめられたんです!


ん? 見つめられた?


はい!
そして触られちゃったり。。
なんかね~
褒められたり。
そして、
いっぱい笑顔が見れました!
音譜


ほお~ くま

 
あ、それからその、、、
私ね、気づいたら
変身してたんです。


ふむ。変身。


それがです。

わたしびっくりだったんですが
人間じゃなかったの。




ほほお~キラキラ


チチ  チィ?

あ、イクちゃん。
コトちゃんがね、
変身したのは
「鳥?」ってきいてるよ



あ~小鳥さんは、
「コトちゃん」
っていうお名前なのね。

 (´∀`)ラブラブ
ううん、コトちゃん。
違うの。
あのね、私ったら
「布」になっちゃって
たんですっ!!


布!


チ!


そ~なんです!

最初私は自分が
わけわからなくて
ちょっと怖かったんです。
でも、だんだん
嬉しくなってきたの。


嬉しく?


はい。この布って
どうやら古布らしいの。
もう、使われずに
棚に放置されたまま、、
だったの。

それを、くまひげ先生が
ご縁あって頂いたんだって。

ゴミになるところだった
もう使われることも
なかったかもの古い布。
  
それでね、この
人形作りワークショップ開催で
はれて布は
表舞台に立つことになったの。
布として。

自分が使われるチャンスが
人生、ううん、布生かな?
やってきたの!


皆の前に出されて
これから「人形」になる
ってので、興奮というか
「ワクワク」というか。
 生きる楽しみ
みたいなものを感じたんです。
布になることで。

その意識を味わえたの!




わ~ 素敵だねぇ~
よかったね~
合格
  
チチ チチチ


ありがとうございます音譜

するとね、
「クマヒゲ先生」は
その私たちの気持ちが
とってもよくわかるみたいなの。

私たちの役割。
生かされるタイミング。
ここに来ている理由。

そして、全ての存在は
愛されていること。
慈しんでくれてること。。

とてもその存在を
大切にして
生かそうとしてくれてるの。
あとね
感謝をしてくれてたの。


あー  よかった。
私でよかったんだ。。
きっと
私は役に立てるんだ。
そうだ、これでいい。。


って。。。
見つめてくれてるみんなも
ニコニコしてた。

そして、私たち布をすごく
ホメてくれたり、
楽しんでくれたりしたの。
幸せな気分だった。

それから
形になったり
貼り付けられたり。
いろいろなモノに
変化していったの。

でも、私は意識だから
そんな形の変化も楽しくて 


あ、私たちっていうのは
「布」のことね。


ほほ~キラキラ



とにかくびっくりしちゃった
心が「布」さんと繋がった
みたいで。

でも布さんも、
幸せとか感じるんだなぁって。

みんな
自分が活かされたら
嬉しいんだなぁ って。

そして、
みんなでニコニコしながら
意識を共有してるみたい
だったの。



うん。そうなんだ。

意識っていうものは
 深くたどれば
繋がってるんだよ
  
だから、こちらの世界から
繋がったものが
「布」の意識であっても
おかしくはないんだよ。


へ~ 
すごい仕組みですね!


ワークショップで
集まった人は  そこで
自分のココロも
開かれていったの。

布の私にもそれが
伝わってきて
嬉しかった、、、

生きることは
素晴らしいなぁって。
 


 

あ!!!  

どうしよう~~叫び
結局、ワークショップは
7時間くらいあったんです~

今、何時でしょうか?

私ったら仕事の事
忘れちゃってて。。
帰らなきゃ。。
もう、朝かしら?
 (((( ;°Д°))))


イクちゃん
それは大丈夫なんだ~。

実はね、
あっちの世界で
7時間経っていても
こちらではね
だいたい5分くらい
なんだよ。


えええ~~っ!


ま、夢の中
だからね~ウフフ。

でも、よかったね~
イクちゃん。
とっても素敵な体験だよねくま音譜


チ チ チィチクラッカー



はい!



イクはなんだか
心の中が晴れやかだった。

初めて人間以外のものにも
ココロが通じあえた
実感だった。

  


『イクと不思議の森』第1章 終。

第2章へ続く。