いつもより 少し早く目が覚めた
きっと 良い眠りが出来たんだ
こんな日は その瞬間から嬉しい
寝床で ふと 思ったのは
あのしあわせな時間に 私は どんな夢を抱いていたんだろうか ということ
あのしあわせな時間 は
今はない
時間 人 経験 すべてが変わって
このしあわせな時間 という名前になってる
特別な何か が あった時
あーしあわせ って 思っていた私は
日常の 何気ない一コマに
涙が出るような ありがたさを感じるようになった
テーブルを挟んで 向かい側に座る母
飲んでいたお茶を コンッと テーブルに置いた時
母のその 普段通りの動きに
何故だか 深い感謝が生まれた
母がそこにいて 私がここにいる
すごいことだと 思った
そして
時間には色があるんだと 久しぶりに感じた
透明な中に 澄んだ桃色や黄色や黄緑
これが 私のしあわせの色なんだな
今 このしあわせな時間を生きていて
よりしあわせを感じるために という
なんとも贅沢な夢を 抱いています
ゆっくりでもいいから 止まらずに
いつも夢を楽しみたい
良い1日をお過ごしください
美葉