こんにちは
予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎
春の脱水⁉︎
先日、テレビで
「春の脱水が増えている」と言っていました！
体調不良で病院に行くと
「脱水ですね」と診断される方が
今の時期から増えてきているのだとか
確かに…
まだ4月やんな！？と疑いたくなる日もあり
体もまだ暑さに順応していないので
疲労感やだるさ、イライラや落ち込みなど
心身ともに不調が出やすくなりますね。
外を歩いていると半袖でも暑いくらいで
衣替えも全然間に合ってない！
ここ最近、アイスを食べる日も
増えてきたんですよね。
先日、ハイキングに行った時も
暑い中歩いてきた後に食べたアイスは
美味しかったです
一番大事なところが弱ります！
気温が高くて汗をかくと喉が乾くし
脱水にならないように意識して水分を取るよう
気をつけると思うんですが、
ここで気をつけて欲しいことがあります！！
それが
冷たい飲み物、食べ物を
多量に摂ること！
暑さにつられて、ついつい水分も
ガブガブ飲んでしまいがちですが
必要以上の水分は消化液を薄くして
脾（胃腸）に負担をかけたり
水分代謝を低下させる原因になります。
飲食物が一番に入ってきて
エネルギーの源である【気】を作り出す
要の場所が“脾”です！
人の体調を左右する土台とも言える場所。
そんな“脾”の弱点は
湿気と冷えに弱い事！！
なので、
冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると
エネルギーが作られにくくなり
結果、夏バテのような不調の原因になってしまいます
効果的な水分補給方法は？
薬膳的なアプローチとしては
水分をガブ飲みするのではなく
体を潤す効果のある食材で
補給する事です！
体を潤す成分とは
【血】と【水】のこと。
体の中の熱を冷まし
潤いを与えてくれる食材で
体内のバランスを整えていきましょう
オススメの食材は
トマト、きゅうり、桃
パイナップル、スイカ
など
スーパーには早くも
スイカが並んでいましたよ！
ただ、熱を冷ましてくれるだけあって
トマト、きゅうり、スイカは寒性という
体を冷やす作用が強い食材です！
キンキンに冷えてなくても
熱を冷ます効果はあるので
胃腸に負担をかけないよう
食べる少し前に冷蔵庫から出しておくのが
おすすめの食べ方です
「脾（胃腸）を弱らせない」というのが
体調の良し悪しを決めると言っても
過言ではない！！
そして、これから脾の養生が
めちゃくちゃ大事な季節になってきます！
こうしたちょっとしたコツで
体にも心にも負担をかけない生活は
出来ます
不調に振り回されずに
好きなことを思いっきり楽しめる体と心を
自分で整えていきましょう！
