日本人のための薬膳スープ! | 看護師が伝える心と体が喜ぶ薬膳

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5年後今より綺麗な私でいたいなら、薬膳の始め時♡
どんな状況でも出来ることは必ずある。
看護師歴20年、体の専門家が薬膳で心と体を整えるサポートをします。
薬膳で体質改善→病院&薬に頼りきらない生活。
薬膳食療法専門指導師




こんにちは

予防医学食養生士の今栄千加子です⭐︎





    








  ​薬膳スープといえば…








薬膳スープと聞くと、多くの人が






↑こんなのとか










↑こんな物をコトコト煮込んだものを

イメージされるのではないでしょうか?









本場、中国や香港では

薬膳スープは定番のメニューの一つだそうで




リアルな鳥の足や蛇のぶつ切りなんかも

入っているものがあると

薬膳学校の先生が言われていました。








先生は

目の前でそれを躊躇なく食べる現地の友人を

見ていることしか出来なかった…

と、おっしゃってました 笑








もうこれは、文化の違いというか

いくら体に良いと言われても

無理なものは無理ですね 笑









  ​めっちゃ重要!薬膳の大原則!







スープにすると

食材のエキスを余すことなく取り入れられて

温かくて体を冷やさず

柔らかくて胃腸に負担をかけず食べられる

という、メリットがいっぱい!!








でも、食べられなかったら元も子もない…








【薬膳調理の3大原則】




①食材のエキスを余すことなく

取り入れられる方法で


②馴染みのメニューで


③続けられるメニューで







これが大・原・則です!!







私の友人がね、

薬膳を学んでいたけど続けられなくてやめた!

と言ってたんです。




何で続けられんかったん?って聞くと




「調理実習で作った羊肉のスープが

薄〜い塩味でめちゃくちゃ生臭くて

食べられたものじゃなかった!

あんなの家で作らへんし無理!!」




って言ってました 笑









色んな学校がありますからね、

自分に合うか合わないかは重要ですね。




私が巡り合った薬膳学校は

『日本人のための薬膳』を教えてくれます^ ^

口福&眼福が基本。




“薬膳である前に

美味しい料理であること”




そんな薬膳が学べるのはココです♡


国際薬膳学院







  ​日本人のための薬膳スープ!







薬膳調理の三大原則を守りつつ

日本人が美味しく食べられるのが









お味噌汁!











私、お味噌汁が

最強No. 1メニューなんちゃう?

ってくらいに思ってます 笑




我が家では週4くらいのペースで

食卓に出てます。




毎日出すと、家族も飽きてくるし

嫌がられるようになると

それこそ元も子もないですから




かき玉スープ、コンソメスープ、中華スープ…

等々挟みますが、基本、汁物はお味噌汁!









味噌を薬膳の視点からみると

平性といって、体を温めも冷やしもしないので

どんな体質の人にも向いています!




また、気を補ってくれる効能が高く

特に脾(胃腸)をケアしてくれます。




脾は健康の土台ですからね、

ここが弱ってたら、いくら「体に良いもの♡」

を食べても効果はイマイチ…



体調不良は脾から治す!









あと、お出汁を使いますよね。

この出汁が日本人のメンタル改善

うってつけなんです!!




お出しの香りだけでも

気持ちが和んだりホッとしたりする感覚を

味わったことありませんか?♡




昆布や鰹節などの乾物の出汁は

その素材自体も活血や化痰の効果があり

(活血:血の巡りを良くする

 化痰:水の巡りが悪くなり出来た老廃物を出す)




出汁のもつ味や香りは精神安定につながると

考えられています。




味噌は栄養学的に見ても腸活の視点から見ても

日本の伝統的なパワーフードですね♪













そして、お味噌汁の使い勝手の良いところは

その日の体調に合わせられる

簡単に季節を取り入れられる

ところだと思います♪








疲れてたらキノコ類や芋類

熱がこもってたらワカメや豆腐

貧血気味ならほうれん草や小松菜

春には菜の花やキャベツ

夏ならもやしや茄子


などなど…




とにかく応用が効く!

メニューに悩んだらとりあえず具沢山味噌汁

でOK!にしてます^ ^







  ​食は日常








私の大好きな方の一人、土井善晴さん↑


年末に講演会に行ってきたのですが

めちゃくちゃ面白かったです♪

ますますファンになりました♡




土井さんの著書のなかで

「一汁一菜とは美学であり日本人の生き方だ」

と書いてありました。




ここだけ抜粋すると、“?”って感じですが




暮らしにおいて大切なことは

自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる生活のリズムを作ること。

その柱となるのが“食事”、だと。








ご飯を食べない日なんてない。

だからこそ流行りやブームで過ぎていかない

本質的な食の知識を身につけるのは

自分にとっても家族にとっても

めちゃくちゃ大きな財産になると思います^ ^