名古屋市は19日、市内で絶滅の恐れのある野生の動植物をまとめた「名古屋市版レッドリスト2010」を発表した。04年度の「レッドデータブックなごや」を見直し、新たに「絶滅」に13種を追加。前回以降の調査で一部の生息が確認された種もあり、絶滅種は87種から96種になった。一方、前回「情報不足」とされていた国の特別天然記念物ニホンカモシカが同市守山区で生息が確認され「準絶滅危惧(きぐ)」に分類された。

 市生物多様性企画室によると、既に絶滅した維管束植物(シダ植物、種子植物)は計75種。新たに加わったスイレン科のヒメコウホネは水質汚濁、シソ科のミズトラノオは水田耕作放棄が絶滅の原因とされた。一方、動物はアオハダトンボなどが加わり21種だった。また「絶滅の恐れのある種」は見直し前の278種から345種になった。

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