仲間と一杯(その3)

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今日は10月13日。


プミポン前国王様が崩御されてから丸1年が経過した。


あっと言う間の1年であった。


あの日は完全に何も分から無い外国人であった。


営業兼通訳のタイ人スタッフが、御免なさいの一言を断った後に私の腕を掴んだ。


その手はハッキリと震えていた。


分かりますかと言われるまでも無かった。


そしてその営業兼通訳のタイ人スタッフはFB等々で情報を集めながら事のなり行きを見守るだけと言っていた。


そして夜の発表を待つだけだと。


既に他のローカルスタッフは泣き崩れている。


日本人の間でも頻繁に電話が鳴り、情報交換の嵐であった。


確か19時のテレビ発表。


そこまで日本人の帰宅を中止し、状況を見極める会社もあった。


何時も非常に頼りになる営業兼通訳のタイ人スタッフ。


しかしこの時ばかりは「初めての事でどうしたら良いか全く分から無い」と言っていた。


その通りである。


私の記憶に残るあの日。


昭和から平成に年号が変わった時を思い出す。


あの時は所謂子供であった。


例えナリは大人であっても。


特別な想いは一切無かった。


しかし2016年10月13日は違った。


アパートに帰り着いてから涙が出た。


トップとはこうあるべきとの姿勢を見させて頂けたプミポン前国王様。


タイ工場の事実上トップとしての日本人。


そこに勉強させて頂けた。


踏ん反り返って偉そうにしていては絶対に駄目だと思わせて頂けた。


今でも良い教訓になっている。


メーカーに身を置く以上、現場現物現実の3現主義。


全てが目の前に有り、高みから眺めるだけでは見え無いモノが沢山有る。


俯瞰して物事を見るのとは異なる。


常にそこに身を置き感じる姿勢。


私は営業出である。


しかし今は工場の実質トップとして身を置く。


製造の事に関しては製造の1番下っ端のローカルスタッフよりも知ら無い可能性が高いと思っている。


何より製造機械全てを動かす事が出来無い。


こんな情け無い自分がタイの製造工場の実質トップである。


知ら無いからと誰かローカルスタッフに任せる事も出来る。


しかしそれでは行く行く問題の打ち上げが無くなる。


Gさんに言ってもしょうが無い...


幸いにして多少の化学的知識とお客様の現場で培った経験がある。


スッカラカンの頭だが、問題解決に知恵を絞る。


そしてローカルスタッフが機械を操作しているのを見守ったりもする。


日本の営業時代に上司Kから言われた事を思い出す。


お客様でトラブルが有ったらとにかく行け。


営業が行っても意味が無いのは分かっている。


しかしソコに居る事が大切なんだと。


上司Kは難しい事を嫌う。


ひょっとしてソコまで頭は良く無いのかと思う時も有る。


しかし上司Kは知っている。


大切な事を。


プミポン前国王様も知っていたのだと思う。


理屈では無く心を。


アドラー心理学でも言っている。


「寄り添うのみ」と。


理屈では無く心。


何事も最後は「想い」なのである。


「思い」では無い。


そんな事を教えて頂けたプミポン前国王様のご冥福を祈るのみである。


さて、liteli–new–lifeさん(以下lnlさん)との一杯。


とうとうlnlさんとナナプラザデビューを見据えてのナナのHOOTERS。


立ちんぼの尾根遺産を眺めながらの一杯。


立ちんぼ尾根遺産談義に花が咲く。


次いでナナプラザに向けてタクシーで乗り付け、バイクタクシーで表れる方や徒歩にてやって来る方々が目に入る。


タクシーや徒歩のグループは決まって東アジア系である。


欧米系のほとんどが1人か2人。


この差は正に農耕民族か狩猟民族かの差なのかと思ってしまう。


しかし、この場で狩猟っぽい事をするのは圧倒的に東アジア系。


必ず最終は個人戦だと思うが、その入り口の狩猟は団体戦で行う。


ひょっとしたら最終的にも2VS2等々の団体戦なのか?


私は1体1では無く1対1の個人戦専用機である。


しかもお相手は少なくとも自分の中では100%純な尾根遺産。


自分が知ら無いだけの可能性も否定出来無いが、アッチの経験はまだまだ無いと思っている。


私の狩猟の場での団体戦の経験。


そのほとんどが誰も連れ帰り無しが多い様に思える。


可愛い娘居るかなと言いつつも、尾根遺産を横に付ける事も少ないと感じる。


私も団体戦で尾根遺産を付ける事は少ない。


何故なら...


私の可愛いと思う基準に自信が持て無い。


良し悪しでは無いのにである。


野球や空手や水泳を比べ、何が1番かと話をするのに似ていると思うが、コト尾根遺産の話になると何ともヤリずらい。


自分の美的センスを他人にとやかく言われる筋合いも無いのだが、その見られ方だけは異常に気になる。


こんな考えのお陰で、余程逃したく無い尾根遺産以外は呼ぶ事が無い。


逆に尾根遺産をとにかく付けるパターンも実は有る。


景気付けで有る。


メンバー次第で有るが、誰かが先頭を切らないと始まらない連中もいる。


その場合は何でもと言ったら尾根遺産に失礼だが、とにかくノリの良さそうな尾根遺産を選びその瞬間だけガッツリとイク。


しかしこのパターン。


難しいのは連れて帰って頂く時。


何故か弱味に見えるのであろうか。


ただのお遊びである。


漢同士の秘密の遊びで有るにも関わらず、その先に踏み込む人は少ない。


とくに団体戦だと人が欠けた後をどうするかも想定しておかなければならない。


作戦終了後の回収に問題が残る。


自力移動出来れば良い。


しかし全員が全員そうも行かないし、連絡も付くのか付かないのか...


終わったら連絡をくれと尾根遺産に頼むのも1案か。


やたらに早く終了すると恥ずかしいのが男心では有るのだが。


やはりゴーゴーバーで飲むなら多くても3人までか。


しかも気心が知れ、勝手に動ける3人だろう。


楽しく飲むなら2人か。


会話が可能な所である。


そしてガッツリ行くのはやはり1人なのか。


確かにお釜様を拾いに行く日本人は間違い無く1人で行く。


しかし私の毎夜の1人飲み。


どれとも合致しない様子見と群れに居る安心感を得る為のゴーゴーバー。


きっとそれも言い訳で、本当はコレぞと思える尾根遺産を探し歩いて居るだけか。


そんな尾根遺産が居ないのも分かって居るのだが。


いかんせんアラフォーを越えつつ有ると色々な意味で枯れて来る。


徐々にではあるが、上司達が「尾根遺産から元気を貰っている」と言いている意味が見えて来ている気がする。


そんな肥やしを必要とするオッサンなのである。


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