カウンセリング *プチインタベンション*
インタベンション(Intervention)とは、「間に入ること」や「介入」という意味ですが、依存症者の治療に使われる方法の1つです。インタベンションを行う人をインタベンショニストと言い、この人たちの力を借りて、依存症者をリハビリ施設や病院に半強制的に繋がらせます。たまにテレビ番組で引きこもりの人達を自立させるための支援施設に行かせるため、両親や家族から依頼されて、プロの人達が強行突破で部屋に行って説得するのも同じですね。ただ日本の人達のヤクザとかヤンキー的な物言いでインタベンションを行うのは私は大嫌い。結局は萎縮させてんじゃん、って思う。けど!効果があるなら家族も本人も大感謝でしょうね。唯一の頼みの綱なのです。今日は私は午前中に学校&友人とランチ。その後午後はCateのセッションがあるので向かいました。駐車場に車を停めるとなんと夫の車がありました。夫がCateに会うの何ヶ月ぶり?一年は経ってないけれども、9ヶ月とかそこらです。ここのところ、夫の行動は本当にやばかったです。たぶん1日20時間とか寝てたと思う。昼起きて、やらなきゃ行けない用事を2〜3時間の間に済ましたらその後はアルコール。用事ない日はずっとでした。仕事辞めたのは全てを悪化させて最悪だった。もうダメなんだな。何度も思った。「この人は死んだ方が楽なんだろうな。」西原理恵子さんが鴨ちゃんに対して思ったこと初めて私にも分かった。同じこと思った。仕事に行っている時は話し合いが必要な内容があれば、朝と昼に出来た。でも仕事を辞めてからはほとんどその時間が無い、そんな毎日でした。朝メモを残してかろうじて話せるか話せないか、そんな感じ。「Cateの所に自分も行く」と先週のセッション前日まで言っていたけれどその日になってアルコール脳で「1時間も攻撃されたくない」そう言って来なかった。今回も「行く」と言ってたけれど、ここ数日の状態を見てやっぱり無理だと思ってた。そうしたら夫がいた。見た目は病人雰囲気も病人全然Cateに会ってないし今日夫が来るなんて言ってないし色々びっくり。何話すんだろう。Cateも聞かされてなかったからいきなり夫がいてすごくビックリしていましたが、来てくれたことを喜んでいました。どうしてた?と聞かれ、夫は「全然ダメ」と答えてました。そして「色々失いました」って。C「アルコールってすごいトリッキーでしょう。あなたに色々与えてあげるような気になるけれど、結局は全てを失わせてしまう薬物だからね飲みな飲みな、と囁いて、何もかもあなたから奪い取ってしまうでしょう」夫「はい」本当だね。私も側で見てて本当にそう思うよ。何を失ったの?と聞かれて健康仕事それに妻も失っていますそう答えてました。C「正直になってくれてありがとう。誇らしく思うわ。私はあなたを助けるためだけにいるだけで、ジャッジするためにいるのではないからね」夫「でも自分はジャッジされてもおかしく無い行動を取ってきてるから」私がCateを素晴らしく思うところは、やっぱりジャッジする素ぶりも雰囲気も無い所です。だから夫も勇気を出して戻ってこれたんだと思う...。こういう所尊敬しまくり。一度リハブにも行った。精神科にも行ってたけど健康保険無くて行けなくなり追い詰められてもう頼る所が無かったのね。ここがあって、良かったね。前にCateと私で話し合っていたとおり「リハブに長く入院するしか道はないこと」これを提案してくれました。C「モモが1ヶ月の入院費を確認して計算して払えそうだという所まで分かっているの。あなたに出来ることはこのセッション中に予約をすること。それだけよ。」C「どうかしら」夫「・・・失うものはもう無くって、それしか道がないと思います」私「夫がリハブに入院するのは良いことだし、お金も払うことは出来るよ。でも1つだけ言わせて。リハブの空間ってすごく特殊だと思うの。医師、看護師、セラピストが常在してて、毎日朝から晩まで勉強やセラピーで、お酒ももちろん売ってないし、外とコンタクトが取れない環境でしょ。断酒出来てて当たり前でしょう。閉鎖空間だから。でも一歩外に出たら、1ブロック移動すればお酒を売っているお店にぶつかる世界が待ってるわけでしょう。本当に回復したいって本人が思わなければ、そんな世界と闘えるわけないよね。本人の気持ちがなければ...。どうなんだろう、そこのところは」C「どう?」夫「回復したいって意思はあるし、それしかない」 C「モモ、リハブに今回1ヶ月入院しても断酒が続くかどうかの保証は誰にも出来ないの。それでもいい?」私「・・・はい」そんなこんなでCateは前回行ったリハブ施設に電話をして、夫は別の施設に電話をして値段を確認することになりました。健康保険がない状態での価格確認。夫が電話をした施設は、Cateの同僚がおすすめしてくれた所だったのですが、14日間で120万という金額(-_-メこれで断酒出来る保証はないって言われてもね...さすがにこれはキツイ。でも夫が前に行った施設は、この半額くらいで済みます。入院可能な時期は2週間後以降。でもすぐにお金を支払う能力がある場合、入所をもっと早めてくれるかもとCateは言っていました。なんかそういう所アメリカっぽいね。医療に関してはアメリカは本当にいやな国。金がない人は死ねって感じだよね。もちろんそういう人達にもサポートは何かしらあるんだろうけれど。C「もし入院が2週間後だったとしても、毎日出来ることはあるの。リハブに通院するのでも良いし、1日に何度でもAAミーティングに出席するの。参加して回復を頑張っている人達のエネルギーの中に居るようにするのよ。今はとにかく入院するまでスリップをしないようにしなければいけない。」あっという間の1時間でした。夫が自分から助けを求めてくれて良かった。死ぬほど具合が悪そうです。本人曰く、二日酔いらしい。そしてこれから離脱症状もくるね。帰りに「今日は夫が来るなんて知らなかったから私の話はしなかったけれど、銀行口座開設したよーーー!一歩前進!」と言ったらCateが夫に「この奥さんを逃しちゃダメよ」と笑ってました。「うん、両親も同じこと言ってる」って。くそー。私だって、この旦那を逃しちゃダメだ!って思いたいわ。なんか全然嬉しくなかった。最後の最後にC「モモ、諦めたと思ったらこうやって回復しようと頑張ったりの繰り返しで気持ちがジェットコースターみたいにアップダウンがあるかもしれないけれど、今フォーカスするのは夫の健康よ」そう言われました。またか、って気持ちとこれも必要なプロセスの1つって気持ちが交差する。「リハブに入院したけどスリップして再依存した」という経験。役に立てばいいね。とりあえずもいっちょ頑張ってみます。