京極夏彦の新作「書楼弔堂待宵」読了。
ご覧の通り、ハシラとノンブルの表記が縦書きで、非常に読みづらかった。
ちょっと意匠に凝り過ぎの感。
版面もなあ。
ノドのほう、一行減らしてほしかった。
今作の主人公、くたびれた甘酒屋の爺さんにはあまり魅力を感じなかった。
思った通りの（シツレイ）意外性のない展開。
榎津探偵のシリーズ、もうないのかしら？
センセイ、続きを書いてください。
お願いします。
ではでは、青森で読み始めた太宰津軽の続きに取りかかりますか。
会社の同僚が、津軽が大好きという文学少女だったことに驚き。
やっぱりこの仕事を生業にしている人の読書量は計り知れない。
生きているうちに読むべき本を全部読むことなんてできるはずがない。
まあ、弔堂によれば、1冊あればいいらしいのだが、はたしてわたしは出会うことができるのか？