わたしの映画初め | 翠色の部屋

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金曜の夕方、品川プリンスで見た『本能寺ホテル』☆☆☆
意外や(ゴメンナサイ)面白かった。
とくに、堤真一演じる信長の言葉、武士は誇りのためには死なない、には感動すらした。

厳密に言うと、天下を統一するのが自分の目的であって、武士としての自分の誇りはどうでもいい。
それに、自分が死んでも天下統一はいつか誰かがやる。

そんなことを言っていた。

重箱の隅をつつくが、それにしても、どうして主演女優の唇はドドメ色をしているのだろう?
気になって仕方なかった。
若いんだし、嫁入り前なんだし、ピンクとか娘らしいグロスを塗ればいいのに。
濱田岳が森蘭丸なのには、大笑いしたYO


マイスリーを飲んだ次の日の、土曜の朝。

調子悪いなあ。

ごはんを食べてうだうだしていると、夫がギターを“思いきり”弾きたいという。
なんとお小遣いまでくれる。

ヽ(`▽´)/

というわけで、またまた品プリへGO!
上映時刻ギリギリだったのでクルマで。
たまにはと、コンタクトレンズを入れ、念入りにお化粧したら、

これからホテルでパーティですか?

と、運転手さん (;´∀`)
あらやだ、塗り過ぎたかしら?

スコセッシの『沈黙』☆☆☆☆
大大大好きなクボヅカ(窪塚洋介)が出ているのは知っていたが、けっこう出番が多くてうれしかった。
とてもシリアスな映画なのに、なぜか笑ってしまった。
だってクボヅカ節全開なんだもの。

踏み絵踏みまくってたね (~O~;)

アイ ア厶 ア 踏み絵マスター

って記事よんだよ (^_^;)

この映画とにかく長い。
それに目を背けたくなる残酷な描写も。
それでも、とても重厚な見ごたえのある作品(あまりこの言葉は使いたくないが)だったのはたしか。

初日とはいえ、品プリにこんな客がぎっしりって初めて。

ハリウッド監督の日本を舞台にした映画だけれど、それはさすがスコセッシ監督、日本人が見ても違和感のない、古式ゆかしい(っていうのかな?ニュアンスわかっていただけたら)日本の景色が撮れていたと思うよ。
(しらべたら、台湾でロケをしたそうだ(^_^;))
とくに秋の虫の声がよかった。

主役のアンドリュー・ガーフィールドは泣き顔の似合う役者ですね。
ソーシャル・ネットワークや、わたしを離さないでのときから、ずっと思っていたけれど。
ナイーブな弱い男の子を守ってあげたい女子のハートを鷲掴みや←なぜに関西弁?
個人的には、アダム・ドライバーが個性的な風貌で最近気になる俳優のひとり。
身長が189センチもあるのね。
リアム・ニーソンはうれしいおまけだよなあ。
(もちろん、重要な役を演じていた。)
キリスト教の布教、植民地支配についてなど歴史の解釈はいろいろあると思うけれど、とにかく見て損はない映画。







品プリから駅へ向かう道すがら、アンミラを素通りしたあたしエライ!