ママブロネタ「コラム」からの投稿
先ほど観ていた番組で。
着なくなった着物をお布団の表地に使われるお店のことを紹介されてました。
これも着物という文化を保存していく上で、方法としては正しいと思います。
女性が身近でキモノを感じるためには、こういった方法も必要。
しかし・・・
一抹の寂しさを覚えてしまうんですよね・・・
本当は着られないのじゃなくて、着られないというのが正解だろうと思うから。
キモノを誰の手も借りずに着られたら、多くの女性は着たいと思うはず。
今はレトロモダンな派手なイメージのキモノが話題になってますが。
実際はごく普通に普段着で着られるデザインのキモノだっていっぱいあるんです。
どうやって着ればいいのかっていう提案がなされていないだけ。
マスコミでは簡単に着られるということに抵抗を感じる視聴者が多いと思い込んでますよねぇ。
これも男性社会だからなのでしょうか。
もっと言えばデパートさんだって提案できると思うのです。
選択肢を無くした状態でお客様に購買を迫るのは横暴というもの。
私としてはキモノ さよりすって別にキモノ文化を貶めるために誕生させたわけじゃありません。
むしろお客様に対する選択肢として提案できるものを提案しているに過ぎないんです。
キモノを着てこそ感じる日本文化があると私は思っています。
毎日感じなくていいんです。
時に感じるくらいでいい。
でも日本っていいなぁって瞬間をたくさんの人に味わっていただきたい。
そのお手伝いがしたい・・・
それが私の願いです。