本日のニュース。


クリスチャンディオールのチーフデザイナーのジョンガリアーノ氏が解雇される動きがあるという。。。


それもユダヤ人やアジア人に対する人種差別発言や侮蔑的態度からパリで一時拘束されたんだそうで・・・


大概変わった人だと思ったけれど・・・


思想的に変わってみたいですねぇ。


ただ最近は昔ほどの勢いが無いなどと陰口を叩かれていたようですからその反動もあるかもしれませんね。


私が感じる最近のファッションへの違和感。


それは・・・


造語、新語が毎日のように生まれていますが。


雑誌なんかでもそういうキーワードの後ろにたくさんの能書きが書いてあるんですよねぇ。


ファッションの理屈抜きに着て楽しかったり、元気になったり、おしゃれになるってことのはず。


でも一目見ただけでは理解できないキーワードがファッションには必要になってる。


何て言うのか意味を持たせ過ぎてる。


ファッションという存在を維持するのにはまるでたくさんの説明しなければ存在しちゃいけないみたいだ。


罪悪感から逃れるためなのか・・・


社会悪と見なされることを恐れているのか・・・


欧米や日本は情報に溢れ満たされて来た。


そして不況下真っ只中の今。


消費することに罪悪感を抱くようになる。


エコロジーだとかリサイクルだと訴えることもファッションの一部として捉えることでその罪悪感から少し逃れられる気がするのだ。


それでもファッションはファッション。


説明する必要の無い・・・


一目見ればどんなメッセージを発しているかが分かるものでなくては。


それが私が目指すものなんですけれどね。