今朝の朝日新聞の一面を見てて驚くような見出しが・・・


時給400円の文字。


ニュースの内容はこちら をご覧くださいね。


このニュースを読んでいるときにテレビから「いじめ」証明書の問題が流れて来ました。


いじめの状況についてトーク番組でも取り上げていましたが・・・


家庭裁判所で「いじめ」についての問題を審議しているときにも「いじめた」側の親御さんとしては「いじめられる」側に自分の子供が回っていない方が助かったというそうです。


中学校と高校でのアンケート調査でも子供の半数以上が「いじめたこと」を悪いとは受け取っていないというような結果が出てもいるようです。


「いじめられる」側に共通しているのは「成績優秀」「異性とも自然にコミュニケーションが取れる」「クラブ活動に熱心」な子供がターゲットにされるそうですね。


子供がどんどん卑屈になって萎縮してしまっている結果が「いじめ」なのかもしれないとふと感じました。


先ほどのニュースから見ても家庭の経済事情が残酷なまでに過酷になっていてもそれでも素直でいいコでいられるものなんだろうかと。。。


それぞれの家庭には事情があるとは思いますが私が感じたのは恐ろしいほどの格差社会の現実。。。


その現状さえ教育に携わる人間が把握してるかさえ疑問ですね。


常に不安定な心を抱える思春期の子供たちがさらに過酷な家庭状況に追い込まれたとき・・・


どこかにそのはけ口を見出してしまうのかもしれないと思ってしまいました。


そしてライブドア関連のニュースを見てても感じるけれど・・・


社会の中で大人へのハードルがすごく低く設定されてしまった結果だなと。


彼らの論理はそのまま恐らく現在の子供たちの心理状態が代弁できるのでしょうね。


いかに他人にリスクを振ることで自分が得を取ることができるか?


それを追求した結果があのライブドアの終わりなんでしょうね。


そういう心理状態はどこか「いじめ」にも通じている気がします。


教育を再生させることは大変重要な課題ではありますが・・・


さらに経済システムの再構築を法的な部分も含めて至急に行わなければならないところまで来ていると感じますね。


今では教育と経済は切っても切り離せない・・・そんな状況になっていることは間違いない気がします。


私たちにできることなど大したことではないかもしれないけれど。。。


何かしらの道しるべを提供していけたらと考えています。