高等学校までの教育の現場ってどうなってるのか実際には見てないんですが・・・


最近のうちの生徒の傾向を見てるといつも思うのは・・・


基礎学力の著しい低下と好奇心のなさかな。


これらは年々そうなってる気がします。


私たちの世代も言われて来たことだけれど・・・(笑)


ただ今のコたちは算数の領域がすでに難しいようですね。。。


計算力と言った方がいいかな。


今ではうちでは算数の授業のやり直しもしてますよ。


和裁には計算力と想像力がないとまず学べません。


意外ですよね?


でも反物であったものを人の身体に合わせて採寸して縫製するわけですから・・・


当然のその裁断が大変なわけです。


そういうところが理解しないままで始めるとあまりの計算の多さにびっくり!となります。。。


ところがこの計算力って義務教育の中ですでに修了しているはず・・・


ですが実際には正確な計算力がないままで卒業を迎えてしまっているコが多いのです。


だから実際に仕事としてやらなければならなくなると・・・そのプレッシャーに押しつぶされてしまう。


できないから努力するという構図は今では通用しません・・・


できないと諦める。


それをやる気にさせるのは大変な葛藤があるんです。


そのことを認めながら続けさせることが大事ですよね。


そばでうるさく言う人がやっぱり必要なんです。


決して周りから諦めなさいと言ってはダメ。


最後までする気がある人には最後まで付き合ってあげる。


それが私のポリシーかな。


またやる気の無くなっちゃったコにはなぜ努力しなくてはいけないのかという理由を話しながら嫌々ながら続けさせてみます。


よほどのことがない限り納得をすれば皆がんばります。


納得させるまでの作業は大変だけれど・・・(笑)


やってみなくちゃ分からない!ってことを大人も心に刻んで接するべきなんでしょうね。