いよいよ雨も上がって・・・と思ってたらなんと!今週一杯まで梅雨明けしないのだとか(^_^;)


また伸びちゃったみたいですねぇ・・・


とこんなときにですが・・・(笑)


街で薄物のきものを見かけると見てる方は涼しそうで素敵ですよねぇ♪

着てる方にとってはかなりの辛さだと思いますけれど。


そこでそこで・・・

最近はきもののバーゲンとか見かけますね。

夏にきものを安くするっていうのはやっぱり季節感先取り感覚のきものの慣習なのかも?



きものの適正価格っていくらくらいなんですか?


この質問よく受けるんだけど・・・


その答えはすぐには分からないです。。。


というのもきものが皆さんのお手元に届くまでに色々なところを経由することが多いからなんですよ。


ちなみにうちは全くの仕立だけをやってるところなのでこの辺には直接タッチしてませんが・・・


よく言われるのはまず織り屋さんや染屋さんなどから出荷されると問屋さんを3つ経て呉服屋さんへ・・・


これが最も一般的な形態。


私が他のブログでお知り合いになった方によると・・・


京友禅で最高に贅沢な商品を作ろうとしても100万円までだそうです。。。


プラチナ箔とか刺繍とか凝りに凝ったものでもです。


ところがこれが出荷されていくと・・・500万円とかになっちゃうかも(^_^;)


つまり実際に作ってらっしゃる方も私たちもお金もらえてないんですねぇ・・・(笑)


だから適正価格ってどの辺りの流通部分で言われるのかによって違って来てしまうわけ。


消費者の方々にとってはその辺が分からないですよね。(当たり前!)


世の中は組織の簡略化を謳ってるところが多いことからもやがてきものの流通も変わっていかざる得ませんね、きっと。


私たちにとっては大歓迎っ♪(笑)


きものを着ていただく機会を作ることができますから。