視点を変えると白が黒になる! | パリでメディカルアロマテラピー Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリでメディカルアロマテラピー Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住のTomomiが、フランスの本格メディカルアロマテラピーやオーガニック情報、日常生活をお届けします。

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

両親が来ていた時に、私のフランスでの日常生活を目の当たりにして

日本とフランスとずいぶん違うねーということを実感しました。

 

特にオーガニックに関しては、国家規模で日本よりも積極的だと言えます。

私のまわりだけではなく、最近のフランスは国家レベルで環境保護のさまざまな取り組みをしています。

政府がそういった案を打ち出しても、国民が無関心では広まっていきませんが

フランスでは、プラスチック容器の廃止とか、給食のオーガニック化といった政策を

国民も関心を持って協力しているように思います。

 

ヨーロッパや世界で1番のオーガニック国ではないのですが

世界のオーガニック統計を毎年見ていると、年々と順位が上がっているのがフランス。

作るのも、消費するのも、オーガニックに積極的になってきているのは

数字だけじゃなくて、暮らしていると肌で感じます。

 

私個人は、レジ袋は有料になって何年もたっているので

毎日エコバックを持ち歩くのが必須。バックにはお財布、携帯、エコバックです。

なるべくオーガニックスーパーで購入しています。

(フランスはオーガニックスーパーにはオーガニックじゃないものは置いていません)

加工品はなるべく買わず、原料(野菜、お肉、調味料)を自宅で調理しています。

お肉やお魚のオーガニックは高いので、オーガニックじゃないものを専門店やマルシェで買うことが多いのですが

お店もプラスチックのトレーに入れることはなく、紙の包装紙を使っていますね。

そして、重いんだけど、なるべくガラス容器に入ったものを選択しています。

野菜を買うときは、前に使った小分け用の紙袋を持参し、そこに入れます。

小分けにする必要がなければ、野菜をそのままバックにゴロゴロと入れます。

 

食材の質にもこだわっていますが、包装にも気をつけています。

これは、何も私だけじゃなくて、私の近所に住んでいる人もみんなこんな感じ。

だから、「オーガニック生活を頑張っている人」という感じはしません。

フランスは幸い農業国なので、オーガニックでさえも比較的安いので本当に助かっています。

 

前にもブログで触れたと思うのですが

こういったエコな生活が必ずしも地球環境に言い訳ではない

といった記事をたまにみます。

視点が変わると、エコがエコでない理論が存在するというわけです。

 

例えば、布や紙の袋は、それを作るためにエネルギーを消費します。

そういった袋やガラスの容器も、それを輸送するためにエネルギーを消費します。

だから、プラスチックやビニールの袋も悪くないんだよ、と。

 

なるほど、と思います。そうかもしれない。

でも、布や紙やガラスのものは、私はなんどもリサイクルしています。

布のエコバックは同じものを少なくとも半年は使いますし、新しいものを新調しても

古いのを捨てずに、気分でまた使ったりしています。

ここまで使えば、ビニール袋よりもエコだと思います。

 

紙の袋も、量り売りの野菜を入れるものでさえもリサイクルしています。

冷蔵庫で保存する時に使うのはもちろん、また野菜を買う時にお店に古いのを持って行って

そこに入れたりいています。

破れて使えなくなるまでリサイクルしているので、これも ビニール袋よりエコだと思います!

 

ガラス瓶も、私は作り置きのお惣菜や発酵食品をよく作るので、それに再利用しています。

割れるまで使いますね。

お店でも、再利用できそうな瓶を選んで買うようにしています。

もちろん捨てるときはリサイクルゴミや、お店に回収してもらったりしているので

また生まれ変わっているんだと思います。

 

こういう生活をしていると、ビニール袋がなかなか手に入れられない。

お肉やさんやお魚やさんでも、紙袋のまま渡されることもあったりして

念の為、いつかもらったビニール袋を持参してエコバックにいれることもあれば

(液漏れなどの場合は衛生上の問題があるので、1回でビニール袋を捨てますが)

手で大切に持ってかえることも。

フランスでももらうビニール袋は現在、自然に分解される素材(しかも丈夫になった)に変わっています。

それでも、入れるものによっては何回もリサイクルしています。

 

このようなオーガニック意識も、違う視点で見ると「やっても仕方がない」ことなのかもしれません。

地球の温暖化は、私たちが何かをしたところでもう止められない運命なのだという人もたくさんいます。

(地球温暖化とCO2の排出に科学的根拠はまだ見つかっていないという人もいるのです)

でも、自分の視点でやっていること、決して無駄じゃないと思います。

ゴミが出ない暮らしはスッキリしますし

調理する楽しみが家族の健康につながるのは嬉しいですし。

たとえ地球に還元されていないとしても

自己満足度が高いので、やり続けたいな、と。

 

どんなことも、いろいろな角度から見たら、違う見え方をします。

だから、1つの意見を盲信し、他の意見を検討もしないで否定することはしません。

なるべくメリットとデメリットの2つの側面は念頭に置きながら

どちらを優先するのか(それは時と場合によりますよね)考えます。

採用しなかった意見を否定する必要もないと思います。

ただ「わたしはこっちを支持している」というだけ。

 

フランスはいろいろな条件が揃って、オーガニックや食に関しては

私が目指すような生活ができています。

でも、日本はいろいろな条件があって、フランスのようにはいきません。(特に値段?)

だからといって、道が閉ざされているわけではなくて、別のいいところもたくさんあるんですよね。

フランスのようであることが一つの答えなわけではないんです。

「私が目指す通りの生活」というのは、私が日本に住んだら、違うものになるかと思います。

 

でも、なるべくシンプルに暮らしたいなーと思います。

 とにかくできることをやる、それだけです。


ある日のビオマルシェのお野菜とソーセージ