年をとるということ
とりもなおさず、多くの時間を過ごしてきたということ。
こんなことは若いうちはこれっぽっちも考えない。
当然のごとく、肉体は衰えるし、気持ちはたかぶらない。
そう、たかぶらないんだ。
すごくまずいでしょ。何事にも熱くならない、いやなれない。
今世間を騒がしてるワールドカップにしても、見だしたら最後まで見たいと
思うかもしれないが、まず見ないし、4年に1度、ちまたに氾濫するような
にわかサッカーファンにも絶対になれない。
別にそうなりたいわけじゃないが、何かに熱中できるのはかなり羨ましい。
いつからこんな風になっちゃったんだろうか。
かつてのドラマなんかによくあった、会社で仕事一筋の人が定年なったら、
何をすればいいかわからなくて、急速に老け込んだりしてしまうような…
まだ普通に働いてるのに、それに近い状態にあるような気がする。
そんなじじいを優しく大きな愛で包んでくれるおねえちゃんは、
そう友人でもなく、会社の同僚でもなく、おねえちゃんは
(大事なことだから2回言うのはお約束) どこかにいないものだろうか。
誕生日の夜にこの記事を書きたかったんだけど、大人の事情ってやつと、
気力の問題?で、ついつい今日まで延びてしまったのは仕方のないことなんだ。