アメリカ大統領選・盛り上がり・バーニー

皆さん、アメリカでは、ここ半年くらいずっとニュースをつければアメリカ大統領選のことでいっぱいです。



もうトランプの大演説は聞き飽きた…という感じもしますが笑



とにかく、メディアの報道の仕方といい、イベントもすごく盛んに行われていて、若者からみーーーんなスポーツの応援のように大統領選に注目し、熱心に応援しているアメリカ人をみると



すごいなーと思ってしまいます。



日本だったら…選挙に対してこんなにみんなが熱く関心を寄せることがあるだろうか。と。




せっかくアメリカにいるのだから、今回私も民主党のバーニー・サンダースのイベントへ参加してみました



この日は、あのハリウッドスターのジョージクルーニーがヒラリー・クリントンのために資金を集めるイベントを彼の自宅で行う日でした。


参加者はもちろん、ハリウッド界の有名な監督や女優、俳優陣。そして参加費用は最低３００万だったかな？とにかく、あの１日でどれくらいの資金が集まったか想像にもできません。



そこで立ち上がったのが、１％の人のためにではなく９９％のために！と言い続けるバーニーサンダーズの支援者たち！



ジョージークルーニー宅のお隣に住む方（こちらもだいぶスゴい方です）が「けしからん！」と立ち上がり



同じ日に、「あっちの（ヒラリー氏の）参加費が３００万～ならこっちは９９％の人のために！＄２７で誰でもウェルカムのイベントをするんだ！！」と急遽開催したのです。



この思いきった発想もアメリカ人らしいですね。




それを聞きつけたメディアも「面白い！」とたくさん報道陣も集まりニュースバリューはスゴく高まりましたよ。



富裕層のふりをして抗議する（マネ？）人も出てきたり。笑





そして、私達の目の前をヒラリー氏が乗った車が通過するのです。



その際に、みんながいっせいに＄１冊をばらまいた！！！！！





ヒラリー氏の車に向かって１ドルを投げる＝沈黙のプロテスタントなんですね。



客観的にみて、私なんか「ええーそんな大胆なことしちゃっていいの～？？」って思っちゃいますが



これぞ自由の国アメリカなんですよね。



言いたい事ははっきり相手に言う。


主張は態度で示す！



相手に対してどんなメッセージでも、周りが冷ややかな目で見る事も無ければ、止めようとする人もいない。



みんな受け入れるし、聞き流す人は聞き流す。



思い思いの人が集まって、サポートしあって、主張しあう。ときに意見が激しくぶつかっても、きちんと言い合いをする人々。



それで成り立っている国なんだなーって。



後に、ニュースでジョージクルーニーはインタビューをされていました。


「このバーニーサンダ―ス側のプロテスタントはどう思ったのか？」と。


すると彼はあっさり、「そうだね。彼らは彼らの主張があって当然だし。誰だって参加費３００万からだって聞いたら高いと思うね。僕だって賛成だよ。ただ、僕らはヒラリークリントンを応援していて、僕らができる事をやったんだ。もちろん、バーニーが勝ったら彼のために僕はどんなことでもするよ。誰にだって、プロテストをする権利はあって当然だよ。」



その通り！こうやってお互いのやっている事、方向性が違っても尊重していかなければやってけないのですよね。



彼のインタビューみて、誰かが「ジョージクルーニーが大統領になればいいんだよ」って言ってたな。ははは




今回一緒に参加したのは女優の Frances Fisherさん


彼女は色んな映画にも出ていますがタイタニックとか有名かな。


とっても気さくで優しいの色んな意味で良い刺激をいただきました。




それでは、みなさんまた書きます！