相手との間に「境界線」がひけないとどうなるか…?


相手に自分を明け渡して、お好きにどうぞ、と言っているようなものなのかも…。


だから、常に相手が気になって、自分が嫌われないために、自分がどう振る舞えば良いのかを気にし続けて…。


答えのないゲームを延々と繰り返している、そんな風に思います。


けど、それってすごーくしんどい!


相手にエネルギーを向けているので、自分のためにエネルギーを使えないし…。



私、そんな生き方をずっとしています。



幼いころから、母にいつも「我慢したらええんや!」と言われて育ちました。


我慢したら、そのうち報われると教えられました。


でも、我慢すればするほど、どんどん幸せから遠ざかっていきました。


最後には、自分が何が好きで、何をしたいか、分からなくなっていました。


「我慢したらいい」


これは母の生き方そのもので、母の叫びだったように思います…。


そうせざる得ない理由もあったのでしょうが、やはり時代の流れもあって、この教えはとても苦しかった。


今、少しずつ、自分を取り戻そうと、自分の小さな声を聞こうとしています。


「コーヒー飲みたい。トイレいきたい。あれ食べたい。これ欲しい。眠い。これ好き。」


「あれは嫌!これもしたくない!気乗りしない!気分が悪い!イライラする!モヤモヤする!」



基本的な欲求ですが、これも我慢してました。


「自分のこと後回し人生」だったので…。


この小さな声を聞いて、叶えていくことで(出来ない時は謝ることで)、少しずつ声が集まって、自分の境界線になるのかな、って思っています。


日々トレーニング中です。


(ぬいぐるみにおむつ…(-ω-;)保育園の先生をマネて、2歳の娘がはかせました。)