私が父に言った

「自分の問題と向き合え!家族に迷惑かけるな!!」

ですが…、これ常日頃、心の中で、


自分にも家族にも他人にも、言ってました…。(今も言ってます)

言いかえると、

「自分の問題を自分で解決出来ないのは、その人自身が悪い…。そんでもって、それが理由で家族に迷惑かけるのはもっと悪いし、情けないし、本当にダメ人間!!」

って、強く思っています…。


自分責めも、他人へのジャッジも止められないわけだわ(゜Д゜;)

昨日はこれのおかげでモンモンとしてました。



あぁ、そりゃ自分もしんどいし、家族にも他人にも甘えたり、頼ったり出来ないはずだわ…。


何より、自分を含め、人のこと全然信じてないやないか…。


チーーーーーン……………。


ここで思い浮かぶのは「母の姿」


一人ですべてを抱え、声をかけるのがためらわれる程、毎日忙しく動きまわり、私の方を見てくれなかった…。


こんなお母さんに誰がしたの?

私からお母さんをとったのは、誰!?

私の内側から聞こえてくる言葉…。

あぁ、そうか…。

忙しくしてるお母さんが辛そうに見えて、

お母さんと一緒に居られないのが寂しくて、

自分のことを気にかけてもらえないのが悲しくて、

犯人さがしをしたんだな…。


そしたら…、みんなが悪かったんだ。

家族も他人も、そして、自分自身も………。


お母さんに笑って欲しい!

楽しそうにしていて欲しい!

その一心で探した犯人なのに…。


だから、自分を罰することにしたんだ。

「私は幸せになってはいけない」

「人に甘えてはいけない、頼ってはいけない」

って……。


自分も、家族も、他人も…、みんな許せなかった。

だって、大好きなお母さんを苦しめていたんだから……。


……自分の中を掘っていくと、余りにも切なくて悲しい気持ちが出てきた。


「よしよし…。寂しかったね。つらかったね。悲しかったね。

うんうん、お母さんに笑っていて欲しかったよね。

だから、お母さんの荷物になってる自分は、居ない方がいいって思っちゃったんだよね…。


って胸をなでながら、静かに自分に声をかけてみる。


「…でもね、お母さんが忙しくしてたのは、あなたのせいでも、誰のせいでもないんだよ。

お母さんが自分で選んでたことなんだよ。

今は難しいかもしれないけど、いつかそれが分かる時が来るから。

あなたはね、生まれてきて良かったんだよ。

いらない子なんかじゃない。」


続けて…、


「ずっと一人ぼっちにしてきて、本当にごめんなさい。

なかったことにしてしまっていて、ごめんなさい。

これからも話しを聴かせてくれるかな?

側にいるからね。…大丈夫。大丈夫。大丈夫。

と、幼い頃の自分を、今の自分が抱きしめることをイメージしました。


すると、あれだけモンモンとしていた感情が、しばらくすると落ち着いてきました。


自分が抱える厄介な感情や思考って、初めは何かしらの愛を得たいために、始まったのかも知れないなぁ……。

初めは小さな一滴だったけれど、やがて大きな川になっていく…。

ふと、そんなことを思ったのでした…。