【2月2日】
6時半起床。
夫は土曜の夜まで出張。
よく働きます。
あきれるほど仕事好きです。
前日夜に吉祥寺アップリンクのサイトから映画のチケット予約したので午後から出掛ける。
『エンドロールのつづき』というインド映画。
予約した時は3人しかいなかったが、時間になると2〜30人くらいはいた。
50人ほどが入るミニシアター。
不思議だったのはチケット発券した後もぎりもチェックもなかった。
チケット持ってなくても入ろうと思えば入れるシステム。
終わって扉を出て行く時に座席表みたいなのを持ったスタッフが一人立っていただけ。
小さいスクリーンだからあれでわかるのかな。
60歳からのシルバーチケットで予約取ったけど、そのチェックもなかった。
まぎれもないシルバーだったから?
観終わって一番印象に残ったのは主人公の男の子のお母さんの料理。
作る過程がとても美しく、優雅。
こねたり、丸めたり、包んだり。
お母さんの指をずっと見ていたいくらい。
絶対おいしい、間違いない。
暮らしは貧しくても食は豊かで愛に溢れている。
ストーリーは映画の虜になった男の子の話。
映画そのものよりも映写とかフィルムとか光の方かな。
逞しい少年を応援したくなるが、フィルムを盗んでしまう場面では、それはちょっと違うのではと思った。
倫理観の話ではなくて、どうも気持ちがついていかなかった。
古いフィルムの行く末にここまで時間を掛けるのもどうなのかと思った。
細々とした違和感があり、テーマがいまひとつわからないまま終わったけど、インドという国のほんの一部分、その空気感、しつこいがお母さんの素晴らしい料理が印象に残った。
映画の後、15:00くらいから『ひとり天丼』をした。
少し前から無性に天丼食べたかったのだ。
人気店でお昼や夜は並んでいるから中途半端な時間なら入れるかと思って。
思惑通り店内は4人。みな一人客。
張り切って『松』を注文したが、思っていたようなのとちょっと違って三口くらいで気が済んでしまった。
残すのは良くないとなんとか全部食べたら夜中までお腹空かず。
ちょっと違うなぁが続いた日になったけど、それもまたいい。
色々やってみたい。

