都議会議員選挙後2回目の臨時会が開会し、3278億円の審議となりました。小池知事は、「コロナとの闘いが始まって以来、最大の危機を迎えている」と述べ、総力戦とも言える補正予算となっています。
 新規陽性者では、従来株より感染力の高いデルタ株が圧倒的になり、これまでと異なり50代以下が9割以上、20代、30代で5割以上となっています。
そんな中、8月19日は都民ファーストの会としての代表質問があり、医療体制の立て直しをはじめとする全体のブラッシュアップを求め、全国知事会からロックダウン制度の検討要請もありましたが、強力な対策を求めました。

 たくさんあるので、田の上いくこ提案により、また深く関わって取り上げられたいくつかの質問をピックアップします。
〇都の大規模接種会場の対象者・・・これまで警察、消防の他、柔道整復師、鍼灸師等医療類似行為従事者や獣医師が対象となっていましたが、今回新たに清掃業、理美容業、飲食業、運送業に従事する方などに対象を拡大。都庁北、南展望室と乃木坂会場の3か所で接種することになりました。

〇職場のみならず学校でのクラスターが散見される。夏休みが明ける学校での感染症対策について・・・ワクチン接種ができない12歳未満の子どもを守る上での対策強化が必要・・・希望する教職員のワクチン接種を夏休み期間中に完了するようにする。オンライン活用学習支援により、いかなる感染状況下でも学びを継続する体制を構築する。

〇飲食店の協力金の支給について・・・申請受付時期を当初の予定から1か月半程度前倒しにして実施。審査のスピードアップのために審査体制を1700名規模に拡充(従来の2.5倍)。入金予定日が分かり次第メールでお知らせする。

〇月次支援金の手続きの簡素化と給付の時間短縮・・・過去に提出した書類を不要とするなどの申請者の負担軽減を図る。国の月次支援金に合わせ、9月まで延長。また7割以上減少の事業者や継続的に減少の事業者の補助を拡大する見込み。

その他、酸素ステーションの設置や、一回目予約不要の若者専用接種会場をJR渋谷駅付近に設置する補正予算となっています。8月20日に可決される見込みです。

<田の上いくこ「本会議討論」に立ちます!>
8月20日(金)13:00~都議会本会議
おそらく13:15分前後の順番と思われます。ぜひオンラインで応援してください。
https://www.gikai.metro.tokyo.jp/live/plenary-session.html