リャンズです



入学式含め3時間
初日は誰とも話さず
1人で教室に座っていたディーン



…正直、不憫でした



親都合であちこち連れ回し
思春期の入り口の年齢で
またまた人間関係再構築
しかも周りは皆知り合い同士






「で、で、でもさ大丈夫でしょおねがい
すぐ新しい友達できるよ
友達になってー、って
声かけてもいいし
普通に話すだけで
そんな事頼まなくても
自然に友達ってなれるものじゃんか」



「友達になるの嫌だって人も
いるかもしんないじゃん」



…あなた、そういう
ネガティブ発言するキャラだったっけ



「ない、ない!!
新しい環境で誰だって
友達ほしいって思ってるからさ
しかもディーンさ
面白いしカッコいいし
皆、友達になりたいって」



「それは親の欲目だろ…」


そ、それもそだねっチューチューアセアセ


まだまだ思春期ど真ん中では
なかったけれども
少なくとも「ザ・単純」からは
脱皮しちゃってて



3時間以上、ひとり♬と
歌ってても
どこか憂鬱げなディーン



そういう状況に
ディーンを追い込んだ夫曰く
「俺は転勤族だ!!
俺の息子に生まれた以上
ディーンは環境適応能力を
鍛えなくちゃいけない運命なんだよっ」



…無責任かっむかっむかっむかっ



続く右矢印