中学生の英語学習 | いわき市台風被害掲示板★南相馬、浪江町、双葉町、錦、勿来等

中学生の英語学習

 中一になる双子がテストの結果を持って帰ってきた。英語はクラスでともに1番よかった。バイリンガルなのだから当然といえば当然だが、親としてはホッとした。


 子ども達が米国で身につけた英語は、耳から聞いた英語で、文法的な裏付けはわからない英語だ。


 中学では文法的な説明を受けながらの授業なので、米国で身につけた英語を文法的に理解することになる。


 この段階で英語を嫌いになったりすると厄介だと思っていたが、子ども達は、うまいこと文法も学んでくれているようだ。


 我が家のバイリンガル計画は、とても計画的に進んできた。


 まず私が英会話教室に通った。英会話教室で心がけたのは、「文法的なことを考えずに、耳から英語を覚える」こと。それは赤ちゃんが言葉を覚えるときのようにということを意識したので、なるべく辞書を引かなかった。


 自分がそういう方法をとったのは、日本の英語教育が文法中心でやることに対するもので、逆に、文法を考えずに言葉を習得することはできないかどうかを試してみたのだ。


 結果、とても時間がかかったが、赤ちゃんが言葉を学ぶように身につけたと思う。ストレスもなかった。


 子ども達にも、同様の方法を試した。文法は教えずに、耳からどんどん英語を入れていく方法だ。最初は単語カードを作って1000語ぐらいをゲーム形式で覚えさせた。単語が身に付いた頃に外国人の知り合いの先生に家庭教師をお願いした。


 この先生は、覚えた単語を使って、上手に会話に導いてくれた。ある程度、先生の言っていることがわかるようになったころに、私が米国駐在することになり、私についてきた。


 2年半の駐在の後、日本に戻ってくる頃には、現地の子どもと会話をかわし、友達になれるほどになった。


 その後、中学受験のために2年間、英語の勉強を休んだ。そして、中一になって、本格的に学校英語を学びはじめたわけである。


 双子は別々の私立に行っているが、両方ともラジオ英会話の全く同じ教材を子ども達にかわせて、同じような勉強方法を指示してきた。


 なるほど、ラジオ英会話の講師は英語の発音が素晴らしいし、内容もよくねられている。


 多分、子ども達は私が英語を学んだ何倍もの速さで上達し、私を追い越していくのであろう。


 少しでもバカにされないように、アルクの教材を引っ張り出してきては、会社の行き帰りに聞いている今日この頃だ。