アスタリスク 配列 |
|
|||
街中を車で走っていると、信号機だらけである。
私の家の中にも信号機があるらしい。
この信号機は青色が故障していて、
私の晩酌時は黄色と赤色が点きぱなしのようである。
あたかも、私の酒量を見つめているようである。
私の故郷喜界島45キロメートル一周道路には
信号機が一つだけある。
その理由が面白い。
子供に信号を守ろうと、教えるために立てたらしい。
私の住んでいた、カリフォニア・モントレーの
家の向こう側を
ハイウェイ18号線が東西に走っていた。
信号機はなかった。
ハイウェイ18号からうちの土地へ入るには
右左車が来ないか確認してから
入らなければならない。。
もし信号機があったら、
嫁はんが交通事故に遭わなかったかもしれない。
アメリカでは国道をフリーゥエイと呼び、
州道をハイウェイと呼ぶ。どちらにも信号機はない。
わたしが三途の川に立って眺めた天国には
信号機はなかったようである。
どうも天国には車はないらしい。