春の日の出
(パステル 木炭)
春の嵐が吹き荒れました。
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まだ、私の心からは、血が流れ続けています。
それでも、私は、傷ついたまま、変わりゆく季節に、地球の大気に、抱かれているような、そんな心地がします。
人に対しての気持ちって難しい。
今までずっと失敗してきたこと、人の話を一生懸命に聞いて、親身になって、それで、結局自分が疲れ果ててしまったこと。もう無理だ!!と、突然ぶつっとがんばる糸が切れてしまったり。
それに対して、通りすがりの人、一期一会の人には、もっと、ふと、心の中から出てくる優しい気持ちになりやすい。何かできることないかな? すっと手が出やすい。
きっと、特に親族には、仲良くしなきゃいけないとか、そういうプレッシャーがまだあるのかもしれない。結婚だって血縁ではなし、結局は人と人なのに。
今まで、家族を何とかしようと思ってきた。バランスを取ろうと思ってきたけれど、なぜだか、遺産相続の勉強をしたのがきっかけで、本当の気持ちが後から後から溢れてくる。
なぜあの子は、あんなにも妹に、きつく当たれたんだろう。その根っこがわからない。妹を家から追いやった、他の人も追いやった。あの子が許せない。そんな子に、家を渡したくない。なんで今までこの気持ちに蓋を被せていたんだろう。
妹の残した小さな甥っ子は心に天使の部分🪽があり、好きだ。でも、将来、遺産相続の話し合いの仲立ちをするために付き合っているわけではない。
喧嘩した人同士は、喧嘩した人同士で始末をつけてくれ。家族はバラバラだけれども、でも本当は、バラバラでも、どうでも、何でもいいと思っている。
私はもう取り持つつもりもないし、もっと純粋な気持ちで、このいま、自分の気持ちだけで、甥とでも、誰とでも接していたい。
今、私の気持ちで、私の素直な気持ちで心から溢れる気持ちで、人と接していたい。出来ないことをやらないのも正直に。
それが本当の気持ち。
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(水墨で月や水辺を描いていますが、Instagramではパステルや水彩で描いたスケッチを紹介しています。)