KSR PRO KLX110 キャブパーツ | ガレージ 一狐亭

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あけましておめでとうございます。一狐です
休みぼけが酷い(´・ω・`)

新年最初はKSRPROのキャブセッティング用パーツの事でも
以前KSR110に乗っていたときはVM26に交換していたんですが、丁寧なスロットルワークを要求される割に開けたところでそこまでパワーが無くただ面倒ってだけだったので今のPROはノーマルキャブで行きたいと思います

そこでKSRのセッティング用パーツで有名なKLX110用の部品を購入・・・と思ったんですが

KLXの必要パーツを単体で買うのとキャブASSYの値段が変わらんやんけ
って事で丸ごと買う事に
ちなみにKLX110とKLX110Lでは内部の部品が若干違います


自分が買ったのはKLX110L用 15004-0066

まずは見比べてみましょう

←KSR KLX→
エンジン側は変わりません。同一ピッチ
スロットルケーブルの取り出し口が違っていますが、フタは移植可能


キャブヒーターの有り無しが違います
KLXはタップが切られていないので未加工だと取り付け不可


PROのホースニップルの方が細く6mm、KLXは7mm
旧KSR110は7mmでしたが、2013かPROの段階で細くなりました
KLXはチョークケーブルホルダーがキャブガードの役割を果たしています
チョークバルブを外してシャフトをずらせばホルダーの移植が可能


KLXにだけメインエアジェットが打ち込まれています

外観はこんな感じでしょうか
メインエアジェットの違いのため、内部パーツをそっくり入れ換えても同じセッティングにはならないと言う事が分かります

では内部パーツ

一番の大きな違いピストンバルブ
ジェットニードルのタイプが違うため取り付け方法が違います
ピストンバルブ内径の違いによりリターンスプリングも大きさが違いますが、スプリングレートは同じっぽい感じ
ここはどれか一つだけ使う事はできず、丸ごと移植する必要あり


カットアウェイは同じ?
ジェットニードルは段数的な部分が若干違う
KSRPRO NANK、KLX NCFA



ストレート径はKLXが極々わずがに細い
誤差範囲かな?

JNはあまり変わりませんが、相方のニードルジェットは結構違います
割り箸なんかでグッと押せば取り外し可能

KSRの方が径が細いです


JNの径が同じでもKLXの方が隙間が大きい分濃くなりますね


ジェットニードルホルダもメインエアブリードの形状が違います
KLXは穴数が多いものの、KSRの方が穴は大きい
KSRの方が高負荷時に濃くできるのではないでしょうか
メインジェットはKSR #75、KLX #78


スロージェットはKLX #40 KSR #38

KSRとKLXでは同じ部品はほぼ無いほど違っています
ぱっと見ではKLXの方がかなり濃くできる印象です
メインエアジェットの有り無しがどれ位違うのか試してみるにはまずボディを移植してみる事からでしょうか
キャブ交換はしない方針でしたが、同じPB18なのでまぁいいかw

PB18のセッティングパーツは少ないものの、主要パーツ以外のセッティング要素でかなり幅が広がります
ヘッドやカム交換を考えている人はPB18に拘るよりもビッグキャブに時間と労力を使う方が得策かと

PB18の良いところはなーんも考えず、50CCスクーターの様に気の向くままスロットル全開に出来るところでしょうか
スロットルワークがどうのなどと考えるのではなく、10代の頃に乗った原付感を存分に味わう事が出来ますw