新年 | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

水石の深淵なる美を見つめて



年が明けて、早くも11日になってしまいました。
皆様、本年も宜しくお願い致します。

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風邪気味でして、夜更かししてブログ記事UPすることも控えていました。
今年は元日からMOA美術館に芸術鑑賞と決め込みました♪♪♪(母上と

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初めて訪れましたがかなりオススメの美術館です。
金の掛けようが半端ないですねぇ・・・

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今回の目的は竹内栖鳳展です。

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明治以前の日本画家は、それぞれの流派によって
師匠の筆さばきを模倣し、作品を見れば何々派の画家と解るのが一般的だったようです。
運筆一番、デッサン二番ですかね、乱暴に解釈すると

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文明開化と共に、素晴らしい西洋絵画が日本にも知れ渡る訳です、
明治の日本画家たちは大いに悩んだことでしょう・・・
あるものは油彩画に転身し、あるものは伝統に固執したでしょう、

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しかし、竹内栖鳳や山元春挙と言った人々は、
大いに西洋画の良いところを吸収し日本画に生かしました。

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デッサンを重視し、写実性を重視したのです。
よって生まれたのが新しい日本画だったのです。

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絵筆一本でここまで表現できるとは、まさに神業です!!!
油彩画との決定的違いは重ね塗りの殆どない一発勝負といったところでしょうか・・・

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日常の、何気ない風景にも美を見出し、四季を感じるのです。




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MOA美術館所蔵の聖徳太子木造
これだけ見るだけでも価値ありますよ





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今年は良い年になりますようにと、三島大社に初詣と決め込みました。


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4日には金も無いのに骨董市に出張りました。

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見れば買ってしまうのよ、
気泡がシュワシュワのプレスの剣先コップ!!!


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そして、なんといっても大当たりなのが
三倉石の原石仕入れです!!!

一目見て
『また、ろくでもない作り石並べやがって』と思いましたが・・・

よくよく近づいて見れば加工した痕跡は見当たらず・・・
亮は内心、震えがきましたよ

『これ、幾らだね?』
と問えば、驚愕の超安値!!!






あれから何日経過したか・・・
もう御掃除は完了して仕上がってます。
しかし、あまりにスゴイ石に仕上がったので非公開です(笑

ひょっとして一生一石クラスなんです(驚愕
ではまた、次回は東京で会いましょう♪♪♪
亮は最終17日(日)に東京美術館行きです。