幻の石仏を求めて!!! | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

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水石の深淵なる美を見つめて

 
 
本日は浜松骨董市をみに出掛けました。(戦利品は後ほど・・・
ど~せ浜松まで行くなら、石仏散策しようと思いまして調べまくりました♪♪♪
 
すると、とってもそそられる観音様を見つけちゃいました!!!
 
 
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ここは浜松市西区深萩、『水出観音』さまが祀られている湧水池です。
 
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澄み渡った池に鯉が泳いでました。
 
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池を囲むように何体かの石仏が置かれています。
光背を持たない丸彫りの石仏が多かったです。
 
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丸彫りの石仏のほうが、なんだか得した気分になってしまいます。
より現実味を帯びるからですかね・・・
 
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お不動様ですかね?表情が解りません。
 
 
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なかでも、この石仏、
大変心惹かれる、イイ~表情してました♪♪♪
 
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どうですか???
最近カメラアングルも拘ってるつもりなんですけど・・・
相変らずデジ1眼の簡単撮影モードですが(苦笑
 
 
 
 
 
 
 
 
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そして、こちらのお堂の中に『水出観音』さまがおわします。
 
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いやぁ~すばらしい!!!別格です!!!
 
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気品があるけど、優しい、そして可愛らしくもある表情だと自分は感じました。
肩のライン、体の線、顔と体のバランス・・・いずれも絶品だと思います。
 
ネットで調査したところ、元禄10年(1697)2月に、信心深い村人達が深萩の谷間に観音像を安置した。その位置が呉松川の水源地であった所から、「水出の観音様」と呼ばれて今日に至っている・・・らしいです。
はたして、この観音様がその時祀られたものかどうかは定かではありませんが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
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そして、今回の目的とする石仏に御対面
 
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之こそが、多頭馬頭観音様だぁ!!!
 
 
ネットで検索しまくってヒットした画像は小さかったので確信持てなかったのですが、
こうもはっきりお馬さんの顔が2つあれば、馬頭観音様であるコトは間違いないでしょう。
(でも、よくよく画像をみると角と牙が有るような無いような・・・ひょっとして多頭牛頭観音?)
 
見た所、水出観音様ほど古くはなさそうですが、
年代よりも、その稀少性で吃驚するとともに、感動しました♪♪♪
 
なんだかこうも早く願いが叶うと、今年一年心配なような気もしますが・・・
(あなたの運もこれまでよォ~)なんちゃって