こんにちは、一花です。
2ヶ月ほど前に下の記事を書きましたが、
8月8日の月食、22日の日食が近づき
世相の緊迫したムードが高まりつつある気がします。
今回の日食、何が特別かと言うことは前にも書いたのですが、
簡単にまとめると
今回の日食は獅子座28度で起きる
日食ポイントの近くには火星があり、その火星は土星と120°を組んでいる
トランプ氏のアセンダント(ASC)は獅子座29度
つまりASC上で起きる日食
(ASC=出生時の東の地平線、占星術では大切なポイント)
トランプ氏のASCにはもともと火星が重なっている
理論上、日食が土星火星をアクティベートさせると、
強い作用が起こりやすい
この8月21日に起きる皆既日食はアメリカを横断
占星術で見た場合、日食の“影が落ちる”場所は
最も強い影響を受けるとされている
各種・日食/月食のなかでも
Total solar eclipse(皆既日食)は最もパワフル
(前の記事を読んでから、こちらを読んで頂けると
理解しやすいと思います)
こうやって列挙すると、なんだか嫌な感じですね。
さらに気になる暗示が二つあり、
ひとつは、この日食とレグルスが重なることを
とくにアメリカの占星家たちが指摘している。
どんなことか簡単に言うと、
過去にレグルスと日食が重なった時は軍事行為との関連性があった。
今回はさらにトランプ大統領の出生図と関連するので
危惧するという内容です。
ちなみにレグルスは4つのロイヤルスターのひとつ。
(古代ペルシアにおいて四季が始まるときに目印となった
4つの恒星をロイヤルスターと呼び重視したのだけど、
現在は春分点が違うため季節と関連がない)
占星術的な意味は、高貴なポジションにあるこのロイヤルスターは、
それに見合わない扱いを受けると報復的な行動をとりやすく、
報復することで失墜する、
とまあ、軍事行動に関連付けてもおかしくない恒星です。
具体的にご紹介すると、
過去にレグルスと日食が重なった事は
20世紀から現在まで、約120年の間に6回あり、
直近では1998年、その前は1979年です。
最も影響が強いとされている皆既日食は1914年の一回のみ。
◆1998年 8月22日の日食前後で起きたこと
8月7日・アルカイダによるケニアとタンザニアの
アメリカ大使館爆破事件
(トータル約300名死亡、5000人以上負傷)
8月20日・この攻撃の報復として、アメリカは巡航ミサイルで
アルカイダの化学工場を攻撃。しかし実はこの工場は民間の製薬会社のもので
主にミルク、結核やマラリアの薬を大量に製造していたため、
その後、何万人もの子供がこの工場爆破の二次被害として死亡。
◆1914年8月21日 日食前後で起きたこと
第一次世界大戦が始まった。
占星学の理論と言うのは(歴史が長いだけに)
さまざまあって、アディー調波のようなものから
調波をさらに細かくした石川分割調波のようなものまで色々ある。
つまり基本的とする包丁セット以外に
オプションの調理器具が色々あって、
そのどれも使いようによっては実に見事に働く。
私は、恒星と日食の相関性に関して
過去に遡って細かい検証をしていないので、
正直あまり実感がなく、つまりこの調理器具が
どれくらい使えるのか分かりません。
個人的には、これら数回の事例を論拠にするのは弱いかと思う。
しかし通常、天体の表示が重複する場合
何か物事が起きますし(トリガーが多いため)
日食とトランプ大統領のチャートを見れば、
土星、火星に加えてレグルスの重複表示と読めます。
気になる表示、二つ目。
これは北朝鮮のトップ金 正恩氏のチャートを見ると、
出生太陽は山羊座17度。
冥王星トランジットとピッタリ0度で重なり、
太陽プログレスは出生火星と0度で重なりコンジャンクション。
こちらも火星の表示が出ており、
さらに冥王星ですから、金 正恩氏の生涯の中でも
最も極端な時期。
これらをまとめると、今回の日食でアクティベートされる
マレフィック(凶星)とレグルスの組み合わせは、
ひとたび報復行為が起きると、かなり大きな事態に
発展してゆく可能性があると読める。
2ヶ月前に前記事を書いてから
世相は天体の指し示す方向に向かっている気がします。
天体配置が厳しい時って、世のムードがピリピリした感じになるため
私たちも煽られてイライラしがちなの。
自分の周囲で対立が起きたり、リベンジ行為があったとしても
激化しやすく禍根を残す時ですから、
注意深く、静かに過ごしたいところです。
7月末あたりから、象徴的な事件が起きず
9月を迎える事が出来れば、
私たちはこれらのきな臭い天体配置の誘発に乗らず
最悪の展開は回避できたと思って良いかと思います。
以前、キューバ危機をテーマにした映画を見て思ったのだけど、
こういう時って、たくさんの人たちが物事を良い方向に向けようと
働いているんですよね。
