わたしはそこそこ料理するのは好き。
料理上手かどうかはわからないけど、自分が食べたいものを好みの味で作れるから。
例えば、麻婆豆腐とかエビチリとかレトルトのソースが売っているけどそういうものは今まで使わなかった。豆板醤や山椒やオイスターソースを使って素材から作る。
でも、最近気が付いた!
今は夫と2人。それも年金暮らしの前期高齢者。
そこまでこだわる必要がないんじゃないか?
レトルトの調味料も非常に美味しくなって種類も豊富。考えたら、麻婆豆腐とかにわたしはこだわりはなかった。主に食べてるの夫だけだし。
そう思ったら、一気に一から作ろうと言う熱意がなくなった。
エビチリも炊き込みご飯もレトルトでいいじゃない。豚肉ぶっ込んでレンチンして作る角煮でいいじゃない。
2人家庭では、レタスやキャベツも丸ごとはやめてカット野菜で充分。
野菜室で萎びたレタスで作るサラダより、色々なサラダ野菜が入っている方が美味しい。それに今のカット野菜は洗わなくてもいい。(昔は洗わないとダメだった)
里芋も冷凍だと皮を剥く手間が省ける。
最近は冷凍の揚げなすをいつも冷凍庫に常備することにしている。
次は無洗米の導入に踏み切ろうかな?
無洗米も出回り始めた頃はまずいと思ったが今はかなり美味しい。
そして、最終的にはパックご飯になるのかも。
高校時代の友人たちとそんな話しをしてきた。
いかにも合理性に気が付いた風を装い、色々と理屈をこねたが
つまり、好きだったはずの料理という家事も面倒になったという事。夫のためだけにに手間暇かけたくもなくなり、新婚の頃、夫のために一生懸命料理をしていた情熱が思い出せない。
こうやって年をとって行くんだな。
母が買い物をヘルパーさんに頼むたび、高い国産ウナギの蒲焼を買ってきてもらっていた理由がよくわかるようになってきた。
ご飯にどぉーん!と乗っけりゃ、それでオッケー牧場!