今日の撮影は休み、特集写真はこの時期に撮りたい彼岸花。

彼岸花は球根の毒性を利用し、モグラ・ネズミの害からを防ごうと

 

田の畔に積極的に植えられたが、今では探しても非常に少ない。

 

そこで私が主に撮る場所は境川堤防内になるが、ここは夏草ボウボウ。

さらに昨年・一昨年の泥サラエ工事で、今年はどれだけ撮れる花が現れるか?

 

彼岸花の別名は「曼殊沙華」、サンスクリット語で天界に咲く花(manjusaka)。

目出度い事が起こる兆しに赤い花が天から降って来る、と仏教経典にあるとか。

 

この複雑で繊細な形の花を撮ろうとすると、スッキリした背景が必要で、

私の好みは黒いくらい暗い背景ですが、そんな都合の良いときは非常に少ない。

 

彼岸花は私が雨降りでも撮影する花の一つで、もう一つが紫陽花です。

花には雨粒がいっぱいあり、風なく雨弱く適当に明るい希少な日よ来い!

 

長年の間に、一度だけあった好条件で幸運だったこと。

それは撮っていると雨が上がり日が差し、そこへアゲハチョウが来たのです。

 

彼岸花に集まる虫は少ないが、チョウでもアゲハチョウは好みの花らしい!