怒りを手放したいけど、手放したくない 


この自己矛盾で

生きづらさを抜け出せない 


今日は、そんなテーマで。 



この自己矛盾を乗り越えたいけど 

心が追い付かないとき 

どんな考え方が自分を救うのでしょうか。 


 「やり方」ではなく 

私個人の考えをシェアします。 


フィットしない場合は 

採用せずスルーして下さいね。 


自分の内面に起きている事実を中継してみる。


すると 

怒りを手放したい気持ちより 

怒りを手放したくない気持ちのほうが勝ってる。 

 不本意ながら、まだ怒っていたい。 


この気持ちが止まらない。 

まだまだわいている。 


この事実があることを受け止める。 

私はそのくらい、まだ怒っているな。 


·

·


私たちは、自分の内面に 

向き合うことに慣れていても 


「これが今の自分だ」 

「これも自分なんだ」 


この自認を

無自覚に避けてしまうことがあります。 


そんなときは

苛立ちを冷静さで覆ったり

下らねぇと笑い捨てたり

怒りに背を向けて前向きな気持ちだったり── 


怒りまっしぐらな様子とは限らない。 


 だから敢えて、より丁寧に 

【自認の確認】をしてみる。 


終わらない怒りを責めず

追い詰めず


かといって 

正当化や開き直りもせずに 

認めることが怒り解放へのスタートだと思う。 




 それはもうわかってる時には 


 「目的はなにか、何を避けてるのか」を

わかってあげられたら嬉しい。 




 例えば 



苦しみを理解されず、 

被害事実を無いことにされてきた場合は 

苦しみ大きさを実証する目的で 

「怒り終われない」ことが実証の手段

なってしまうかもしれない。 



苦しむことを避難されたり 

冷笑されたりして 

自尊心が傷ついてきた場合には 

苦しみの正当性を証明する目的で 

「ラクになれない」ことが証明材料に

なってしまうかもしれない。 



 また 



苦しむことでしか親切にされなかった 

大切に扱われなかった場合には 

愛の確認や安全確保が目的で 

弱者としての存在することが幸せの条件

なってしまうかもしれない。 


もちろんどれも不本意で 

心から願っていることではない。 


 だから、他人から 

「怒ってる方が都合いいんだ」とか 

「そうしたくて怒ってる」とか言われると 


そういう見方もあるかもしれないけど、 

そんな言われ方したくない。 


築きかけた余白さえ潰れるほど 

益々消化不良が起きてしまうこともある。 



 「怒りを手放したい」と 

腑に落ちるようになっただけでも 

沢山の波を越えて進んできた。 



 次は「手放す許可」を下ろそうとして 

この辛さを喰らってるのなら 

 そうわかってあげることが必要だと思う。 



 まだ戦ってますか? 


勝った心地もないのに戦い終えるのは 

勇気がいるかもしれない。 

それほど長い物語があったのかもしれない。 

体と一緒に頑張ってきた。 


でも 

怒りを手放すことが敗北でないことは 

自分が一番わかっていることだと思う。 



自己矛盾のなかにある

苦しみが生み出した目的を自覚して 

癒しながら 


心が温まる目的、発動を思い出す 


そんなふうに 

願ってもらえたら嬉しいなぁと思います。





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