こんにちは！ひのははです。

昨日、『仕事帰りの寄り道美術館』

という本に出合いました。

「いつもより早く仕事が終わったら、美術館目指して歩いてみよう」

というのが、この本のテーマです。

とても建設的な提案を、きれいな写真とともに柔らかく示しています。

まず東京ステーションギャラリーが紹介され、２番目には同じ東京駅周辺エリアで三菱一号館美術館

が出ていました。

ちょうど先週の金曜日に行ったばかりですが、夜９時まで開館している日だったのでゆったり見られました。

日が暮れとともに灯された中庭のガス灯も、揺らめいていて癒されます。

１月１９日の土曜の午後に行ったときに比べ、明らかに来館者の数は少なく穴場でした。

私が通っている整骨院の先生は「スポーツクラブに行くことが健康に寄与しない」といつもいっています。

ハリキリ過ぎて体を壊す人が、いかに多いかを嘆いているんです。

スポーツクラブのような場所では競う気持ちがムクムクと湧いてきて、無理をしてしまうのでしょうね。

移動の手段として歩く方が、誰かと競わずに外の空気も吸ってずっと健康に良いそうです。

だから、この本の提案はとてもいいと思ったのです。

単に、「仕事が早く終わったら美術館へ行こう」ではなく「美術館目指して歩いてみよう」とした点がポイントですね。

美術館・博物館めぐりだけでなく、ぶらぶらと歩くことをコンセプトにしているBS日テレの「ぶらぶら美術館・博物館」http://www.bs4.jp/burabi/index.html

の今晩の放送は「フィリップス・コレクション展」

相変わらず会期末になってからの紹介はちょっと残念ですが、どんな風に説明されるか楽しみです。

今日紹介した本は“仕事帰り”が頭についていました。

でも、サラリーマンだけでなくさまざまな立場の人が寄り道する先に美術館を選ぶ流れができるといいですね。

私は明日通院日なので、抗がん剤投与後でも元気があったら“寄り道美術館”をしたいと思います。